キャットタワーの爪とぎ部分、ボロボロになっていませんか?
猫たちが気持ちよさそうにバリバリ爪を研ぐのは可愛いけど、気づけば麻ひもがボサボサ…!
毎回新品を買うのはちょっともったいないし、どうにかできないかと思い、DIYで修理してみました! 実際にやってみたら、意外と簡単にキャットタワーを復活させることができたので、その方法をシェアします。節約しつつ、猫たちが快適に使える環境を作るコツ、ぜひ試してみてください。

キャットタワーの爪とぎポールをDIYで修理!簡単な巻き直し方法
我が家のキャットタワーには、大きめのものと低いものの2つがあります。
低いほうのキャットタワーの麻ひもは質が悪いのか、すぐにポワポワした繊維が飛び出してしまい、見つけるたびにハサミで切っていました。
大きいほうのキャットタワーの麻ひもがついに解けてしまったので、思い切ってすべて巻き直すことにしました!


大きなキャットタワー(右)は1年弱の使用で、小さい方はあとから購入したものです。
小さなころに、大きなキャットタワーから段階的に降りてこられない事と、よく落ちるのでちいさなキャットタワーを補助的に隣に並べてます。まず小さなキャットタワーを経由して登り降りするようになってスムーズになりました。

猫なのにみごと背中から落下するのはなぜ?



…
さて、本題ですが
DIYで修理するための準備【必要な材料と道具】


用意する物
- 麻ひも(縄)or 綿ロープ ※1
- 六角レンチorドライバー ポールをキャットタワーから外すため
- 丸ペンチなど 麻縄を止めてあるタッカー針や釘、などを外すため ※2
- タッカーorトンカチ 麻縄を止めている釘やタッカー針を外すため
- 木工用ボンド(無くてもOK)
- ミニタッカー(外した針とトンカチで代用可)
- ハサミ(裁縫ばさみ推奨)
- カッター(結局使わず)
購入する物
※1
麻ひも・麻縄
麻縄は、口コミからこちら6mm のものにしたのですが、綿ロープも人気のようです。綿ロープの柔らかさや、麻の素材からの変更などに不安があったので麻縄にしてみました。
綿ロープ
麻ひもの長さの計算方法【無駄なく購入するコツ】
今回の交換は長短5~6本予定だったので適当に100Mのものを買いましたが、慎重な方は購入する麻紐の長さを計算してからどうぞ。
(ポールの周囲)×(ポールの長さ÷麻ひもの太さ)÷100=必要なロープの長さ
麻ひもの太さを決め、メジャーでポールの周囲・ポールの長さを測ります。
例:
周囲60㎝
長さ50㎝
麻ひもの太さ6㎜
60㎝×(50㎝÷0.6㎜)÷100=49.8m
およそ50mが必要
※きつく詰めて巻く場合はこれよりも長さが必要になります。
※2
丸ペンチ
ハンドメイドをするのでたまたま持ってました。
麻ひもを止めてある金具を取るのに使います。
キャットタワーのポールの麻縄を交換する手順
キャットタワーからポールを外します
六角レンチを使って必要なポールを外します。



キャットタワーを横に倒してから外した方が安全です。



僕のようにうっかり上って落ちる可能性があるからです!
麻縄を外していきます
うちのキャットタワーの場合どちらも上下が針でとまっていたので、これは丸ペンチで。
麻ひもはたまにボンドがついてるだけのようで、予想よりサクッと取れました。
小さいキャットタワーの方は麻縄を外す時に軽く手が痛かったので、お持ちの方は軍手をして手を保護するといいと思います。


DIYの手順
途中の工程を撮り忘れました。1から簡単に工程を書いておきます。
- キャットタワーを横に倒し、六角レンチで必要なポールを外す
- 古い麻縄を慎重に取り除く(手袋推奨)
- 新しいロープを巻き付け始める時に、端をタッカーで止める
- 3~4cm間隔でポールにボンドを付けながら巻いていく
- 巻き終わりは垂直面にタッカーで止めると、キャットタワーにセットしたときに隠れるので安全
- 完成!木工用ボンドが乾いてから組みたてて、猫たちが爪とぎしてくれるか確認
下記のように布などがあればその下にボンドを付けて端をしまいこむ。


初めてにしては綺麗に巻けたのではないでしょうか(笑)
25cmくらいのもの2本(上下の布部分含む)
合計5本巻きました。
4~50cmのもの3本(上下の布部分含む)
長い物をあと1本巻けそうなくらい余りました。
じつは、もう1本巻く予定でしたが、位置の関係からかほとんど研いでないので、そのままにして位置だけ変えたものがあるので、それも巻き直していたらピッタリだったかもです!
完成


元々白い麻縄だったので、綿ロープの白い色にも引かれてたのですが、これはこれでコントラストがついて写真で見るよりいい感じです。
途中で解体してある不安定なタワーにじゅにあが登ってしまって落ちたりするハプニングはありましたが、巻くのは面白かったです。
6mmの麻ひもは予想以上に存在感がありました!
次回はもう少し細いものを選びたいと思います。
また、ロープの質によっては爪とぎのしやすさが変わるため、ツルツル加工されたものやワックスでコートされているものは避けるのがポイントです。
DIYでキャットタワーを復活させて、じゅにあも快適に過ごせるようになりました!
ぜひ試してみてください!
こういうセットも販売されています。
サイズが合えば、すでに巻いてくれてあるものもあります。
こちらは40㎝の長さのもの
白系の30㎝のもの