猫が喜ぶおもちゃの選び方と簡単手作りおもちゃ | 飽きさせないコツも!

猫の遊びは、狩猟本能を満たし、運動不足やストレスを解消するための大切な日課です。 お気に入りのおもちゃで夢中になって遊ぶ姿は、見ている私たちも思わず笑顔になりますよね。

この記事では、たくさんあるおもちゃの中からあなたの猫に合うおもちゃを選ぶコツ、手作りアイデア、飽きさせず安全に遊ぶためのポイントをご紹介します。

この記事で分かること
  • 飽きさせない遊び方の工夫
  • おもちゃの種類別の特徴と選び方
  • ジャンルごとのおすすめおもちゃ
  • 安全に遊ばせるための注意点と危険アイテム
  • 家にあるもので作れる手作りおもちゃアイデア
Contents

猫のおもちゃの種類と特徴

おもちゃをタイプ別に知っておくと、猫の興味に合ったものを選びやすくなります。

おもちゃの種類主な特徴適した場面・猫のタイプ
猫じゃらしタイプ棒の先に羽根やひもなどがついた定番。飼い主が動かし、狩猟本能を刺激。飼い主と一緒に遊びたいとき、運動量を増やしたい活発な猫
一人遊び用おもちゃボール、ぬいぐるみなど。転がすと音が鳴るタイプや、またたび入りも。留守番中や飼い主が忙しいとき
電動おもちゃ自動で不規則に動くねずみ型や回転タイプなど。猫が一人で楽しめるとき、活発な猫。ただし、音や動きが苦手な猫もいる
知育トイ・パズルフィーダーおやつやフードを隠し、工夫して取り出す仕組み。早食い防止、頭を使う遊びをさせたいとき
隠れ家タイプトンネルやキャットテント。「隠れる」「潜む」本能を満たしたいとき、探索遊びが好きな猫

年齢・性格別のおもちゃ選びのポイント

猫のライフステージや個性に合わせておもちゃを選ぶことで、より満足度の高い遊びを提供できます。

猫の年齢別のおもちゃ選び

対象年齢特徴おすすめのおもちゃ注意点
子猫好奇心旺盛でエネルギーに満ち溢れている。小さくて軽いボール、柔らかい素材の猫じゃらし誤飲のリスクが高い時期。小さすぎるパーツやほつれた紐がないかこまめにチェック
成猫遊び方に個性が出てくる時期。活発なら電動おもちゃや羽根つき猫じゃらし。おっとりならぬいぐるみやまたたび入り猫の反応を見ながら、いくつかのタイプを用意する
シニア猫体力が落ちてくる。激しい運動は避けるべき。ゆっくり転がるボール、手でちょいちょいできる小さなおもちゃ関節に負担をかけないよう、ジャンプが必要なおもちゃは避ける

猫の性格別のおもちゃ選び

性格特徴おすすめのおもちゃ遊び方の工夫
活発でエネルギッシュ動きの速い獲物を好む。飛び回る虫を模した電動おもちゃ、高く振り上げる猫じゃらしキャットタワーと組み合わせて上下運動もさせる
臆病で警戒心が強い急な動きや大きな音を怖がる。静かに転がるフェルトボール、ゆっくり動かせる羽根つき猫じゃらし最初は近くに置いておくだけにし、徐々に慣らす
狩猟本能が強いリアルな動きをするおもちゃに夢中になる。ねずみや小鳥を模したぬいぐるみ、不規則に動く電動おもちゃ最後は必ず捕獲させ、達成感を与える
のんびり屋でマイペース自分のペースで遊べるものを好む。置いておくだけで遊べるボール、寝転がったままパンチできるぬいぐるみ無理に激しく遊ばせず、猫のペースを尊重する

おすすめの猫用おもちゃ

猫じゃらしタイプ

  • カシャカシャぶんぶん+カシャぶんスーパーロング+カシャカシャびょんびょん(特選バラエティセット)
  • 猫壱 猫じゃらし
  • Vee PURRfect レザーバウンサー

おすすめNo.1
ペッツルート カシャカシャシリーズ

羽根がリアルに動き、猫の狩猟本能を刺激。

普段おっとりしているうちの猫が、これを出すと一気にハンターに変身!毎日飽きずに遊んでくれるので、運動不足解消にぴったりです。


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その他のおすすめ

猫壱 猫じゃらし

長いおもちゃと短いおもちゃがそれぞれ1つ入っていて飽きずに遊べます。

先端を替えるだけで新しいおもちゃ気分になるので、猫が飽きません。耐久性もあって長く使えています。

Vee PURRfect レザーバウンサー

アメリカの老舗メーカーVee Enterprises社の猫じゃらし。
先端が程よくしなって跳ね返る大ぶりの猫じゃらしシリーズ。

新しいおもちゃを数分で破壊することもある猫たち相手でも、1年以上頑張ってくれるコスパの高い商品です。

ボールやねずみのおもちゃ

  • 猫壱 バリバリパッドコロコロボール
  • ドギーマン じゃれ猫 ベビーマウス
  • necono コロコロボール 8個セット

おすすめNo.1
バリバリパッドコロコロボール

爪とぎとおもちゃが一体化した製品で、縁に沿って配置された2種類のボール(軽量ボールと鈴入りボール)が猫の狩猟本能を刺激します。

すぐに爪とぎをし始め、転がるボールで飽きずに長く遊んでくれるため、特に留守番用のおもちゃにおすすめです。


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その他のおすすめ

ドギーマン「じゃれ猫 ベビーマウス」

天然素材で柔らかく安全。転がすと猫が夢中に。

小さめサイズが気に入ったようで、前足で転がしたり抱え込んだりしています。隙間などに入っていって見失うことが多いのでたくさんあると助かります。

necono コロコロボール 8個セット

軽量で転がりやすく、複数個を散らして遊べる。羊毛(ウール100%)ハンドメイド

床に転がしておくだけで勝手に遊んでくれるので、留守番中も安心。コスパも良いです。

けりぐるみタイプ

  • ペティオ (Petio) 猫用おもちゃ けりぐるみ
  • キャティーマン「じゃれ猫 ケリケリネコパー」

おすすめNo.1
ペティオ けりぐるみ

猫が抱え込んでキックしやすい細長い形状が特徴で、中には猫を夢中にさせるまたたびと、興味を引くシャカシャカフィルムが入っています。

またたび入りなので、目の前に置いた瞬間猫キックしまくりで喜んで使ってくれました!噛んでもひっかいても、破れないしきれいなままで、しっかりしています。


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その他のおすすめ

キャティーマン「じゃれ猫 ケリケリネコパー」

ミケにゃんやクロにゃんなど、猫の顔をモチーフにした可愛らしいデザインが特徴です。こちらもまたたび入りで、猫のストレス発散に役立ちます。

綿がしっかり詰まっていて噛みごたえもあり、気に入ったようです。柔らかい素材ですが丈夫でほつれてきません。またたびが入ってないので子猫にも安心。

電動のおもちゃ

  • 猫壱 キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン2
  • Cheerble 猫ボール

おすすめNo.1
猫壱 キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン2

不規則に動く羽根で猫が飽きずに追いかける。

最初は警戒していましたが、慣れると大興奮!一人遊びができるので忙しい時に助かります。タイマーで自動に停止・開始を繰り返してくれるのも便利。


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その他のおすすめ

Cheerble 猫 ボール 自動 

付属の「しっぽ」と「コマ型シェル」を組み合わせることで、6種類以上の異なる遊び方が楽しめます。

転がり方にいろんなパターンがあり、光と音があるのも飽きさせないポイント。
アタッチメントを付け替えるとコマのような動きになり、全く違うおもちゃのようになるのも気に入ってます。

猫を飽きさせない遊び方の工夫

猫はすぐに飽きてしまう生き物です。同じおもちゃでも、遊び方や与え方を工夫することで、長く楽しめるようになります。

おもちゃをローテーションさせるのが効果的です。いくつかのおもちゃを用意して、1週間ごとに入れ替えると新鮮さが保てます。しばらく見なかったおもちゃは、再び興味を引くこともあります。すべてを出しっぱなしにせず、適度に隠しておくのがポイントです。

遊ぶ時間帯を決めておくと、猫もその時間を楽しみに待つようになります。特に夕方から夜にかけては猫の活動時間帯なので、この時間に遊んであげると満足度が高まります。毎日同じ時間に遊ぶ習慣をつけると、生活リズムも整いやすくなります。

猫じゃらしは動かし方を変えるだけで、まったく違う遊びになります。床をすべらせてねずみのように動かしたり、空中でヒラヒラさせて鳥のように見せたり、緩急をつけて不規則に動かしたりすることで、猫の狩猟本能を刺激できます。

おもちゃを隠して探させる遊びも、猫の本能を満たします。部屋のあちこちにおもちゃを隠して探させたり、毛布の下に入れて掘り出させたりすると、頭も体も使う良い運動になります。成功したらしっかり褒めてあげましょう。

遊びの最後は、必ず猫に「捕獲」させてあげることが大切です。狩猟本能が満たされず、ストレスが溜まってしまうことがあります。最後は猫におもちゃを捕まえさせ、達成感を味わわせてあげてください。

猫とおもちゃで遊ぶときの注意点と危険なアイテム

楽しい時間が事故につながらないよう、以下の点に十分注意しましょう。

猫にとって危険なおもちゃ・避けるべきアイテム

  • 小さなパーツやボタン、取れやすい羽根

    誤飲の危険がある。
  • 紐、リボン、ゴム(輪ゴム・ヘアゴム)

    絡まったり、飲み込むと腸に絡まって命に関わるリスクがある。遊び終わったら必ず片付ける。
  • 毛糸や糸くず

    猫が大好きだが、飲み込むと危険。飼い主が見守り、一人で遊ばせない。
  • レーザーポインター

    目に直接当たると視力障害の可能性があり、永遠に捕まえられないストレスを感じる猫もいる。使う場合は目に当てないよう注意し、最後は捕まえられるおもちゃを用意する。
  • 毒性のある観葉植物

    ユリ科の植物は特に猫にとって猛毒。猫草など安全な植物を用意する。
  • 人間の子ども用おもちゃ

    小さなパーツが多く、猫には適さないことが多い 。

猫のおもちゃの安全対策

  • 遊ぶ前点検

    誤飲しそうな部分がないか、おもちゃが壊れていないかチェックする。
  • おもちゃの保管

    紐がついているおもちゃは、猫の手の届かない場所に必ず片付ける。
  • 電動おもちゃ

    コードを噛まないよう保護し、長時間連続で動かさず休憩を挟む。
  • 定期的な手入れ

    おもちゃを洗濯・消毒し、清潔を保つ 。
  • 処分の目安

    壊れたり劣化したりしたおもちゃは、安全のため思い切って処分する。

家にあるもので作れる猫用手作りおもちゃアイデア

市販のおもちゃも良いですが、家にあるもので簡単に作れるおもちゃもたくさんあります。コストをかけずに、猫が喜ぶ遊び道具を作ってみましょう。

紙袋やダンボール箱は、猫が大好きな隠れ家になります。穴を数カ所開けて、中におもちゃやおやつを入れれば、探索遊びが楽しめます。複数の箱をつなげてトンネルにするのもおすすめです。ただし、持ち手部分の紐は誤飲防止のため必ず切り取っておきましょう。

アルミホイルを丸めたボールは、シャカシャカという音と軽さが猫の興味を引きます。握りこぶし大くらいのサイズに丸めて、しっかり固めるのがポイントです。誤飲しないよう、小さくなりすぎないように注意しましょう。

ペットボトルのキャップも、優れたおもちゃになります。軽くて転がりやすく、猫が前足で弾いて遊べます。複数個用意して、床に散らばせておくだけでも楽しめます。ただし、飲み込まないよう目の届く範囲で遊ばせてください。

割り箸や菜箸に紐をつけて、即席の猫じゃらしを作ることもできます。紐の先に布や紙を結んで動かすと、猫が飛びついて遊びます。遊び終わったら必ず片付け、紐を噛みちぎって飲み込まないよう注意が必要です。

nalu

わがやでは、割りばしを放置していて子猫のころのじゅにあが、持ち出して危険な目にあいました。幸い怪我はしなかったのですが。今でも片づけて置かなかったことを反省してます。

じゅにあ

前足でいじっていて、のどに刺さりそうになって危なかったです。

靴下にまたたびを入れて口を結べば、蹴りぐるみの完成です。使い古した靴下をリサイクルでき、猫も夢中になって遊びます。汚れたら洗濯できるのも便利なポイントです。

トイレットペーパーの芯に切り込みを入れて、中におやつを隠せば簡単な知育トイになります。猫が前足で取り出そうと工夫するので、頭の体操にもなります。遊び終わったら捨てられるため、衛生的にも安心です。

じゅにあ

芯がバラバラな紙片になって飲み込んだりしてしまう前に、片づけてね!

まとめ

猫にとって遊びは、心と体の健康を保つために欠かせない時間です。

おもちゃの種類は猫じゃらし、ボール、電動タイプ、知育トイなどさまざまありますが、大切なのは猫の年齢や性格に合ったものを選ぶことです。子猫には軽くて安全なもの、シニア猫には負担の少ないもの、活発な猫には動きのあるものを選びましょう。

市販品だけでなく、紙袋やアルミホイル、ペットボトルのキャップなど、家にあるもので手作りおもちゃを作るのも楽しい方法です。コストをかけずに猫が喜ぶ遊び道具が作れます。

遊ぶときは誤飲や怪我に注意し、紐つきのおもちゃは必ず片付けるなど安全対策を忘れずに。おもちゃをローテーションさせたり、遊び方を工夫したりすることで、猫を飽きさせずに長く楽しめます。

猫との遊びの時間を大切にしながら、充実した楽しい毎日を過ごしましょう。

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