猫の自動給水器は本当に必要?失敗しない選び方と長く使うコツ、つかって分かった注意点

猫が水を飲んでいる

猫用の自動給水器、たくさんあってどれを選べばいいか迷いますよね。

わがやでも導入を決めたとき、口コミを見たり、人気商品を調べたりしましたが、実際に使ってみると「思っていたのと違う」と感じることもありました。高評価の商品でも、猫が使ってくれなかったり、お手入れが想像以上に大変だったり。電化製品だからこそ、当たり外れもあるんです。

この記事で分かること
  • 猫が本当に水を飲むようになる自動給水器の選び方
  • 実際に使って分かったメリット・デメリット
  • 長く使い続けるためのお手入れのコツ
  • おすすめできる自動給水器

自動給水器を導入すれば、猫の水分摂取量が増えて健康維持につながります。でも、せっかく買ったのに使ってくれなかったり、すぐに壊れたりしたらもったいないですよね。

この記事では、わがやで実際に使い続けている商品を中心に、本当におすすめできるものだけをご紹介します。選び方のポイントやお手入れの注意点も、正直にお伝えしていきますね。

Contents

猫用自動給水器を選ぶ前に知っておきたいこと

自動給水器には2つのタイプがあります

1. 循環式(電源必要)

内蔵されたモーターで水が循環する仕組みです。常に水が動いているので、猫の興味を引きやすく、水分摂取量が増えやすいのが特徴です。ただし、電源が必要なので、停電時は使えません。音が気になる場合もあります。

2. ディスペンサー式(電源不要)

猫が飲んだ分の水を、重力で自動的に補充するタイプです。電源が不要で、音も出ないので静かです。停電時でも使えるのが安心ですね。ただし、水は循環しないので、猫によっては興味を示さないこともあります。

わがやでは循環式を使っていますが、どちらが合うかは猫の性格や生活スタイルによって変わります。動くものに興味を持つ猫なら循環式、静かな環境を好むなら、ディスペンサー式もいいかもしれません。

自動給水器のメリット

猫は水をあまり飲まない動物ですが、水分不足は腎臓病や尿路結石のリスクを高めます。自動給水器を使うと、常に新鮮な水が循環するので、猫が興味を持ちやすくなるんです。

実際、わがやのじゅにあも、普通の水入れのときより明らかに飲む回数が増えました。流れる水に興味を示すので、自然と水分摂取量が増えるんですよね。

自動給水器のデメリットや注意点

ただし、自動給水器にはデメリットもあります。まず、お手入れが必要です。フィルター交換や水の継ぎ足し、本体の洗浄は欠かせません。

メーカーは「2週間に1回」とか「1ヶ月に1回」と言いますが、正直それでは足りないと思います。人間だって、昨日の水を飲みたくないですよね。猫も同じです。

それから、音が気になる場合も。モーターの音が静かな製品もあれば、少し気になるものもあります。置き場所によっては、夜中に音が響くこともあります。20dbくらいまでのものを選ぶと音に敏感な猫もあまり警戒しないで飲んでくれそうです。

もうひとつ、電化製品ならではの故障リスクもあります。当たり外れがあるので、高評価の商品でも「すぐ壊れた」という声を見かけることもあります。

こうした点を踏まえたうえで、自分と猫に合った商品を選ぶことが大切です。

自動給水器の選び方|5つのポイント

ここからは、実際に使ってみて分かった、選び方のポイントをお伝えします。

1. 水の出方が猫の好みに合っているか

自動給水器には、水の出方にいくつかのパターンがあります。

  • 噴水タイプ 上に向かって水が噴き出す
  • 滝タイプ 高いところから水が流れ落ちる
  • 湧き水タイプ 静かに水が湧き出る

猫によって好みが違うので、どのタイプが合うかは試してみないと分かりません。ただ、わがやの経験では、水が動いているだけで興味を持つので、あまり複雑な仕組みは必要ないと感じています。

むしろ、動くものに興味を持つ猫なら、常に流れているタイプがおすすめです。「近づくと動く」センサー式もありますが、猫が近づいたときだけ動くので、遊び感覚で終わってしまうこともあります。

2. 高さが猫に合っているか

給水器の高さも大切です。

低すぎると、猫が首を下げて飲むことになり、飲みにくそうにすることがあります。逆に、ある程度高さがあると、自然な姿勢で飲めるので楽なんです。

わがやでは、床から15cmくらいの高さがちょうどよかったです。猫の体格にもよりますが、少し高さがあるほうが飲みやすそうにしていました。

3. 素材は何がいいのか

自動給水器の素材は、主に「プラスチック」と「ステンレス」、そして陶器(セラミックス)があります。

ステンレス製は高級感があり、傷がつきにくく清潔というイメージがありますよね。ただ、実際に使われているステンレスは、安価なものも多く、傷がついて雑菌が繁殖することもあります。

プラスチック製でも、柔らかいスポンジで優しく洗えば、長く清潔に使えると思います。むしろ、素材よりも「どれだけこまめに洗えるか」のほうが重要です。

ステンレス製を選ぶなら、煮沸消毒ができるのがメリットですが、その際は柔らかいスポンジで優しく洗うことを忘れないでください。硬いスポンジでゴシゴシすると、傷がついて逆効果になります。

自動給水器の素材比較表

スクロールできます
比較項目陶器製プラスチック製ステンレス製
重さ・安定性重い・非常に安定軽い・倒れやすい中程度・安定感あり
衛生面非常に良い (傷つきにくく清潔)中程度 (傷がつくと雑菌繁殖の恐れ)非常に良い (傷つきにくく清潔)
耐久性中程度 (衝撃で割れる)高い (割れにくい)非常に高い (錆びにくく丈夫)
手入れのしやすさ良い (汚れが落ちやすい)非常に良い (軽くて洗いやすい)非常に良い (汚れが落ちやすく衛生的)
デザイン性おしゃれな製品が多いポップ・カジュアルな製品が多いシンプル・モダンな製品が多い
価格高め安価高め
おすすめの環境いたずら好きなペット、インテリア重視手軽さを求める方、多頭飼い長く使いたい方、衛生面重視、屋外

各素材の特徴詳細

陶器製 (セラミックス)

  • メリット
    • 適度な重みがあり、いたずら好きな猫が押しても倒れにくいです。
    • 表面が滑らかで傷がつきにくく、雑菌の繁殖を抑えられるため衛生的です。
    • おしゃれなデザインが多く、インテリアに馴染みやすいです。
  • デメリット
    • 衝撃に弱く、落とすと割れてしまう可能性があります。
    • 重さがあるため、水の交換や掃除の際の持ち運びが大変です。

プラスチック製

  • メリット
    • 軽量で扱いやすく、掃除や移動が簡単です。
    • 比較的安価な製品が多く、手軽に導入できます。
    • 割れにくく、耐久性があります。
  • デメリット
    • 傷がつきやすく、その傷に雑菌が繁殖する可能性があるため、定期的な洗浄と交換が必要です。
    • 軽いため、猫が簡単に倒してしまうことがあります。
    • 素材によっては独特の匂いを気にする猫もいます。

ステンレス製

  • メリット
    • 非常に頑丈で、落としても割れたり曲がったりしにくいです。
    • 医療現場でも使われる素材で、傷がつきにくく非常に衛生的です。
    • 匂いがつきにくく、猫が水を嫌がることが少ないです。
  • デメリット
    • 陶器製と同様に価格が高めの傾向があります。
    • 製品によっては、金属の質感や音を嫌がる猫もいます。

各素材のまとめ

  • 衛生面と安定性を重視するなら「陶器製」または「ステンレス製」がおすすめです。
  • 手軽さや価格を重視するなら「プラスチック製」。
  • 特に、口腔内の健康を気遣う場合や、長く清潔に使いたい場合は、傷がつきにくい陶器かステンレスを選ぶのと安心です。

4. フィルター交換や水の交換はどれくらい必要?

メーカーは「2週間に1回」「1ヶ月に1回」を推奨していますが、実際に使用してみると正直それでは足りないと感じます。

わがやでは、毎日水を入れ替え、本体を洗っています。フィルターも、1~2週間までが限界でのようで、汚れが目立ってきたら早めに交換します。

特に、冬場にウォーマー機能を使っている場合は要注意です。水が温かいと雑菌が繁殖しやすくなるので、余計にこまめな交換が必要になります。

5. お手入れのしやすさ

自動給水器は、分解して洗えるものがほとんどですが、パーツが多いと洗うのが面倒です。

わがやで使っているものは、毎日しっかり洗っていれば清潔を保てます。このあと、丁寧に説明しますが、お手入れは簡単とは言えないです。プラスチック素材のため食洗機には対応していません。

購入前に、口コミで「洗いやすいか」をチェックしておくといいですね。

食洗器対応自動給水器

プラスアクア2 (うちのこエレクトリック)
タンク・水受け・ポンプシリンダーが食洗機対応で、分解して丸洗い可能

PETKIT Eversweet Max2
タンク部分が取り外せて食洗機に対応しており、お手入れが簡単

実際に使っている自動給水器 本音レビュー

1. ピュアクリスタル フィット 900mL ホワイト

わがやで愛用しているのが、ピュアクリスタルです。

おすすめポイント

  • 水が静かに循環し、猫が落ち着いて飲める
  • フィルターで毛やゴミをキャッチしてくれる
  • 噴水タイプ・水が湧き出る、2タイプから選べる
  • ウォーマー機能があり、冬場も安心(別売り)

使ってみて感じたこと

じゅにあは、噴水タイプのほうに興味を持って飲んでくれました。理由は謎ですが、下にわずかにたまる水ではなく必ずこぼれ落ちる水を飲んでいます。

ウォーマー機能も冬場は重宝しています。冷たい水を飲みたがらない猫もいるので、温かい水が出るのは嬉しいポイントです。ただし、水が温かいと雑菌が繁殖しやすいので、毎日水を替えて、こまめに洗うことは欠かせません。

注意点

フィルターの交換頻度は、メーカー推奨より早めにしています。水の色やにおいをチェックして、少しでも気になったら交換するようにしています。また思ったよりも、パーツを外しにくい、凹凸や角が多くて洗うのが手間です。ひとつの道具だけではきれいに洗えず、スポンジ、歯ブラシ、ストローブラシ、などを駆使して洗います。

おすすめ自動給水器3選

ここからは、信頼できると感じた商品をご紹介します。

1.プラスアクア

おすすめポイント

  • シンプルな構造で洗いやすい
  • 静音設計で音が気にならない
  • 価格が手頃で、初めての自動給水器にも◎

注意点

ピュアクリスタルに比べると、水の出方が少し弱いので、水の動きに敏感な猫だと興味を示さないかもしれません。ただ、静かに飲みたい猫には合っていると思います。

3. アイリスオーヤマ ペット用自動給水器

コスパ重視ならこれ。シンプルですが、基本性能はしっかり。

自動給水器を長く使うためのお手入れのコツ

自動給水器は、お手入れ次第で長く使えます。

自動給水器を洗う飼い主

毎日やること

  • 水を継ぎ足す
    減った分を足すだけでなく、全部入れ替えるのが理想です
  • 水面のゴミを取る
    猫の毛やホコリが浮いていたら取り除きます

2〜3日に1回やること

  • 本体を洗う
    中性洗剤と柔らかいスポンジで優しく洗います
  • ポンプ部分のぬめりを取る
    ぬめりが溜まると、水の出が悪くなります

週1回やること

  • フィルターのチェック
    汚れていたら交換します

やってはいけないこと

  • 硬いスポンジでゴシゴシ洗う
    傷がついて雑菌が繁殖します
  • 水を何日も放置する
    雑菌が増えて、猫が飲まなくなります

自動給水器でよくある疑問

耳をふさいでいる女性
猫が飲んでくれないときは?

最初は警戒して近づかないこともあります。まずは電源を入れずに置いておき、慣れてから使い始めるのもひとつの方法です。

また、水の出方が好みに合っていない可能性もあります。噴水タイプが苦手な猫もいるので、静かに湧き出るタイプを試してみるといいかもしれません。

音がうるさいときは?

ポンプに空気が入っていると、音が大きくなることがあります。水をしっかり入れて、ポンプ部分を水に沈めると静かになります。

それでも気になる場合は、静音設計の商品に変えるか、寝室から離れた場所に置くといいですね。

停電したらどうなる?

自動給水器は電源が必要なので、停電すると止まります。念のため、普通の水入れも併用しておくと安心です。

まとめ

自動給水器は、猫の水分摂取量を増やすのに役立つアイテムです。でも、どれでもいいわけではなく、猫の好みや生活スタイルに合ったものを選ぶことが大切です。

選ぶときは、水の出方、高さ、素材、お手入れのしやすさをチェックして、猫にとって飲みやすいものを見つけてあげてください。そして、こまめなお手入れを忘れずに。猫が毎日安心して飲める環境を整えてあげることが、健康を守ることにつながります。

猫が水を飲んでいる

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