猫のおやつは「上手に使えば、健康にも気持ちにもプラス」です。
1歳を過ぎて成猫になると、おやつの選択肢が一気に広がります。
フリーズドライ・ちゅ〜る・ジャーキー・スープ系など、どのタイプも試せる時期です。
ただ、成猫期で最も気をつけたいのは体重管理。
室内飼いの猫は運動量が限られているため、おやつのカロリーが積み重なると、思ったより早く体重が増えてしまいます。
「おやつを楽しませながら体重も維持する」。
そのバランスを保つための選び方をまとめました。
- 成猫のおやつ、どれを選べばいいか迷っている
- 去勢後・避妊後から体重が増えてきた
- カロリーを意識しながらおやつを続けたい
- バリエーションを変えて猫を飽きさせたくない
- 「ついあげすぎてしまう」「何を選べばいいか分からない」
そんな迷いとも安心して付き合える内容にしています。
成猫におやつは必要?

結論必須ではないですが「あると生活が少し豊かになるもの」です。
総合栄養食だけで栄養は十分ですが、次のような場面ではおやつが役立ちます。
- コミュニケーションを深めたい
- ごほうびとして使いたい
- 食欲が落ちたときのサポート
- 水分補給を少し補いたいとき
わがやでも、じゅにあと距離がぐっと近づいたきっかけのひとつが「おやつ」でした。手から食べてくれる瞬間って、ちょっと特別ですよね。
成猫のおやつの選び方
おやつは「嗜好品」なので、選び方がとても重要です。

① 猫おやつの主原料は肉・魚ベースを選ぶ
猫は完全肉食動物。
たんぱく質が主原料のものを選ぶと安心です。
- 鶏ささみ
- まぐろ・かつお
- サーモン
逆に、穀物が多いものや不明な原材料が多いものは避けると無難です。
② 添加物はできるだけシンプルに
完全無添加にこだわる必要はありませんが、以下が多いものは日常使いを控えめに。
- 着色料
- 強い香料
- 保存料が多いもの
「毎日あげるかどうか」を基準に考えると選びやすくなります。
安全なおやつの選び方についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

③ 目的で選ぶと失敗しにくい
- コミュニケーション → ペーストタイプ
- 噛む満足感 → 乾燥肉系
- 水分補給 → スープ・ウェット系
- 歯のケア → デンタル系
「今日はこれのため」と決めてあげると、あげすぎ防止にもつながります。
④ 状況別の選び方
去勢・避妊後で太りやすくなった猫
去勢・避妊後はホルモンバランスの変化で代謝が落ちやすくなります。
カロリーが低めのフリーズドライ・スープ系を中心に切り替えると、おやつを続けながらカロリーを抑えやすくなります。
活動量が多い猫(ベンガル・アビシニアンなど)
動きが多い猫はカロリー消費も多いため、少しカロリー高めのおやつもバランスが取りやすいです。
フリーズドライ・高たんぱく系のおやつで運動後のごほうびとして使うのもいいかもしれません。
長毛種・よく毛づくろいをする猫
毛玉ケア成分(食物繊維・植物油)配合のおやつを取り入れると、おやつタイムに毛玉ケアも一緒にできます。
成猫におすすめのおやつの種類
ここでは代表的なおやつを、特徴ごとに分けて紹介します。
無添加・素材重視タイプ(毎日使いやすい)
- フリーズドライささみ系
- 無添加のまぐろ・かつお系
→ 原材料がシンプルでで安心
→ 噛む満足感がある
naluわがやでは「ちょっとしたごほうび」はこのタイプが多いです。
ペーストタイプ(コミュニケーション・投薬補助)
食いつきがとてもよく、コミュニケーションにぴったりです。
- ちゅ〜る系(無添加タイプ推奨)
- 高たんぱくペースト系
→ 手からあげやすい
→ 食欲が落ちた時にも使いやすい



ただしカロリーは意外とあるので、少量で。
水分補給サポート系
- スープタイプ
- 水分多めのウェットおやつ
→ 水をあまり飲まない猫には特に助かります。
猫の水分補給にお悩みのかたは、こちらの記事をご覧ください。


乾燥肉・フリーズドライ系
素材に近い形で、安心感が高いおやつです。
- たんぱく質がしっかりとれる
- 添加物が少ない
- 噛む満足感がある



じゅにあの満足度が一番高いのはこのタイプでした。
デンタルおやつ
歯の健康を意識したタイプです。
- 噛むことで歯垢ケア
- おやつ感覚で続けやすい
ただし歯磨きの代わりにはならないので、「補助」として。
実際に選ばれている人気の猫おやつ(迷ったらここから)


ここでは、成猫でも使いやすく、評価が安定しているおやつを紹介します。
「まず1つ試してみたい」という方は、この中から選ぶと失敗しにくいです。
無添加タイプ
無添加ピュア 日本産 ねこぴゅーれ
- とにかく食いつきがいい
- コミュニケーション用として優秀
- 投薬補助にも使いやすい
迷ったときの「最初の1本」として選びやすいおやつです。
わがやでも、手に持って歩いてるだけで欲しそうにどこまでもついてきます。
価格目安:3,000円〜3,800円(60本入り)
ママクック フリーズドライのササミ
- 完全無添加で安心感が高い
- 高たんぱくでシンプル
- 割って量を調整しやすい
「余計なものを避けたい」という方にはかなり使いやすいです。
日常のごほうびとして取り入れやすいタイプです。
価格目安:630円〜750円(30g)
ペーストタイプ
Nutro とろける チキン チキンレバー入り なめらかペースト
- 香料・着色料 無添加
- 1本、5.5kcalの低カロリー
- 皮膚・被毛の健康維持をサポート
こちらは「なめらかペースト」タイプですが、他にも、食感をたのしめる「フレーク入り」タイプも販売されています。



こちらは低カロリーのため1日にあげる回数が増やせるためか、わがやのじゅにあもお気に入りのおやつです。
価格目安:1,200円〜1,600円(20本入り)
チャオ (CIAO) ちゅ~るグルメ バラエティ
- 初めてのおやつとして失敗の少ない定番
- 肉・魚の両方のフレーバーが入っているので好みを知るにも◎
- 投薬補助にも使いやすい
どこででも手に入りやすく、当たりはずれが少ないので継続しやすい。食欲が落ちているときのふりかけ代わりにも便利。
価格目安:2,200円〜2,600円(60本入り)
水分補給サポート系
モンプチ プチリュクス ナチュラル スープ ささみ入りまぐろとかつお
- 水分補給をサポート
- 食欲が落ちたときにも使いやすい
- やわらかく食べやすい
合成着色料・香料無添加のナチュラルシリーズ。安心して与えることができる原材料も好評。



わがやでは夏場の水分補給に活躍しています。お皿をぺろぺろ舐めるほど好きなようです。
価格目安:1,200円〜1,500円(12個入り)
CIAO ちゅ〜るスープ(まぐろ・ささみバラエティ )
- 水をあまり飲まない
- ペーストより液状が好き
- カロリー低めを選びたい
比較的購入しやすい価格でお財布にもやさしい。暑い時期や、水をあまり飲まない猫には特に助かります。
価格目安:1,500円〜1,700円(24個入り)
乾燥肉・フリーズドライ系
フィーラインナチュラル フリーズドライ ラム・トリーツ
- ラム(牧草だけで育つ自然放牧の子羊)の肉のみを使用
- 消化しやすく、お腹にやさしい
- 食いつき抜群
ラム肉100%のフリーズドライおやつ。そのまま、またはほぐしてトッピングとして利用できます。
価格目安:1,400円〜2,000円(50g入り)
ママクック 猫用【人気3種お試し】(レバー・スナギモ・ササミ粒タイプ)
- 国産原料・無添加
- つぶしてふりかけにも
- 猫が好むレバー、スナギモ、ササミのセット
ママクックのフリーズドライシリーズは種類も豊富!20種以上の風味があるので、飽きやすい猫も安心です。
価格目安:1,000円台〜1,500円(18g×3)
デンタルおやつ
グリニーズ 歯磨きおやつ チキン味&サーモン味 旨味ミックス
- 獣医師推奨No.1
- 総合栄養食でデンタルケア
- 食いつき抜群
1粒およそ1.4kcalであたえる粒数でカロリーコントロールしやすい。噛むことで歯石の沈着を軽減する効果が認められた人気商品。



大粒なので噛まないと呑み込めないため、歯磨き補助としてよさそうと思いわがやでも常備して毎日のおやつとして与えています。
価格目安:900円〜1,200円(130g入り)
Petio プラクト ねこちゃんの歯みがきデンタルガム まぐろ
- グレインフリー・無添加
- おやつを楽しみながら歯磨き
- 健康サポート・食物アレルギーケアができる
プラズマ乳酸菌を配合した免疫ケアシリーズです。噛むことで牛皮のコラーゲン繊維が歯垢をからめて落とします。



こちらのおやつは、人間が持って左右バランスよく噛むように操作してあげると効果的です。
価格目安:1,000円〜1,300円(9本×3個)
気になるものがあれば、まずは少量から試してみると安心です。
手作り:鶏むね肉のゆでほぐし+チキンブロス
ゆでたとりむね肉のほぐし身と、ゆで汁のチキンブロスを組み合わせた手作りセット。ほぐし身をごほうびに・ブロスを水飲み補助として使えます。原材料が完全に分かり、添加物ゼロ。冷蔵2日・冷凍2〜3週間(製氷皿で冷凍しておくと便利)。
- 市販品の添加物が気になる
- 水分補給も一緒にしたい
- 手作りを試したい
- 価格目安:食材代のみ(鶏むね肉100g=約50〜80円)
猫の手作りおやつのレシピはこちらの記事で詳しく解説しています。


成猫を太らせないための与え方と適量
1日の総カロリーの10〜20%以内が目安
たとえば、
- 主食が80~90%
- おやつが10~20%以内
というバランスです。


あげるタイミングのおすすめ
- 遊んだあと
- コミュニケーションの流れで
- 決まった時間に少量
- 爪切りなどのごほうび
欲しがるたびにあげてしまうと、「要求鳴き」が強くなることもあります。
「かわいいから」が一番危ない
じっと見つめられると、ついあげたくなりますよね。
わがやも何度も負けていますw
そんなときは、少しだけ
「長く元気でいてもらうための我慢」
と意識しておくと◎。
月に1回、体重をチェックする
気づいたときには増えているのが体重です。
前月より100〜200g以上増えていたら、おやつの量を減らすサインです。
猫の1日のカロリー計算はこちらの記事で詳しく解説しています。


成猫のおやつで注意したいこと
- 子猫用おやつ(高カロリー)
- 犬用おやつ(タウリン不足の可能性)
- 人間の食べ物(塩分・脂質・中毒リスク)
- 牛乳(下痢の原因)必ず猫用ミルクを
体調変化(下痢・嘔吐・食欲低下)があれば一度ストップ。


まとめ
成猫のおやつは「なくてもいいけれど、あると生活が豊かになるもの」
選び方のポイントは、
- 主原料は肉・魚
- 添加物はできるだけシンプル
- 目的に合わせて選ぶ
そして何より、「あげすぎないこと」。
わがやでも、
爪切りやお留守番のあとはぴゅ~れ、
遊びの後はグリニーズ、
特別なご褒美はフリーズドライ系、
というように使い分けています。
その子に合うちょうどいいバランスを、ゆっくり見つけていけますように。
成猫のおやつQ&A
- 成猫になってからおやつに飽きやすくなりました。
-
同じものを毎日与えると飽きてしまう猫は多いです。
2〜3種類をローテーションで使い分けると、新鮮さが続きやすいです。 - 去勢後から食欲が増えておやつをせがむようになりました。
-
去勢後はホルモン変化で食欲が増えやすくなります。
おやつを与える量はそのままに、低カロリーのスープ系・フリーズドライ系に切り替えると要求には応えられます。
猫のおやつについて総合的に解説した記事はこちら









