自動猫トイレの導入は、猫との暮らしを劇的に快適にしてくれます。
しかし、「停電時どうなる?」「コストは?」「猫が使ってくれる?」といった不安がつきものです。
結論からお伝えすると、これらの不安はすべてわがやの工夫で解消できました。
この記事では、自動トイレ導入から数年が経ったわたしが、実際に経験したトラブルや、猫も人も安心できる使い方・裏ワザを実体験ベースでご紹介します。
- 自動猫トイレにまつわる「停電」や「コスト」の不安を解消する具体的な対策
- 猫が自動トイレを嫌がらずに快適に使うための設置場所の工夫と裏ワザ
- 猫のストレスを減らすために知っておきたい、トイレの数や配置の重要ルール
わがやで使っているトイレの詳細や修理体験については、以下の記事で紹介しています。

【実体験】自動猫トイレの不安と、安心に変える対策
自動猫トイレの導入時に多くの人が感じる不安に対し、わがやの対策と工夫をご紹介します。
停電時はただの箱?万が一への備え
自動トイレは電気で動くため、「停電したら猫が使えないのでは?」と不安になる方も多いでしょう。
結論として、停電してもトイレ自体は「ただの猫トイレ」として問題なく使えます。
電源が切れても砂の状態を整えておけば、猫がトイレを使えなくなることはありません。
在宅時に停電が起きた場合も、通常の猫トイレと同じように手動で排泄物を取り除けば問題ありません。
nalu自動トイレはあくまで「掃除を助けてくれる道具」であり、電源が止まっても猫が困ることはほとんどないため安心してください
専用品ばかり?ランニングコストを抑える工夫
自動トイレは本体価格が高いため、専用の猫砂やごみ袋などのランニングコストも気になります。
わがやでは、以下の工夫でコストを抑えながら快適に使っています。
- 節約型の猫砂を選び、交換頻度を見直す
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自動トイレ対応の節約型の猫砂を選び、汚れたときだけ交換するスタイルにしています。
全交換は月1回を目安にし、無駄な消費を抑えています。
- 排泄ごとの処理でごみ袋を長持ちさせる
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スマホ通知で猫の出入りを確認し、使用後はウェットティッシュで足やお尻を拭いてから排泄物を処理します。
ごみ袋は汚れない限り交換せず、月1回の砂交換時にまとめて交換することでコストを抑えられます。
- 新聞紙・緩衝材を活用の受け皿にする
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通販などで届く緩衝材や新聞紙を排泄物を受け止めるトレーに敷いておきます。
排泄物が溜まったら丸めて捨てるだけにすると、手間もコストも減らすことができるためおすすめです。
以下でご紹介しているのは、自動トイレ専用のごみ袋です。
猫が怖がって使ってくれないかも?
自動トイレは便利ですが、猫が怖がったり、うまく使ってくれない可能性を心配する声も聞きます。
猫によっては、汚物が残っていると使ってくれない子もいるため、清潔を保つことが大切です。
自動トイレは「放置できる」ものではなく、清潔を保ちやすくする道具だと認識しておきましょう。こまめな対応が、猫のストレスを減らすことにもつながります。
猫も人も快適に!わがやで実践している自動トイレの活用術
自動トイレをより使いやすく、猫が嫌がらないようにするためにわがやで工夫している裏ワザ?をご紹介します。
トイレに流すことで手間やコストを削減
わがやのアイデアになりますが、スコップを使って排泄物を砕いてからトイレに流しています。
- 流せるタイプでない猫砂や、設備の状況によっては注意が必要です。
また、猫がトイレに入ると通知が来るタイプの場合、砂をかける前に猫をトイレから出して排泄物を処理して、猫砂の飛び散りを防ぎます。
設置場所は「処理のしやすさ」と「静音性」を考慮
トイレの配置は、使用後の処理のしやすさと、猫が安心して使える静音性を両立させることが重要です。
わがやでは、人間のトイレのすぐ横に設置しているため、アクセスが近く、処理のタイミングも逃しにくいです。
換気扇の音が気になる場合は、設置場所を別置きにすることで静音性も確保できます。


自動トイレ導入前に知っておきたい!猫のトイレに関する重要ルール
猫がトイレで快適に過ごし、泌尿器系の病気を防ぐためにも、自動トイレ導入にあたり、知っておきたい猫のトイレに関する重要なルールを補足します。
猫の安心を守る「トイレの数と場所」の基本
猫が安心できる環境作りには、トイレの数と配置が大きく関わってきます。
トイレは「N+1」の数を用意する
猫が複数いる場合、「猫の数+1個」のトイレを用意することが理想とされています。
これは、特定のトイレをめぐるストレスを防ぎ、猫が常に清潔なトイレを選べるようにするためです。
設置の例


設置場所の3つのルール
トイレの場所を決める際は、以下の点に注意してください。
- 静かで安全な場所を選ぶ
人通りが少なく、猫がリラックスして排泄できる静かな場所に設置します。 - 食事と水を避ける
トイレを食事や水の容器のそばに置くと、猫は本能的に嫌がります。必ず離して設置しましょう。 - 出口を塞がない
猫がすぐに逃げられるよう、出入り口が開放的で、角に追いつめられない配置にしましょう。
自動トイレで使うべき猫砂の選び方
自動猫トイレの多くは、固まるタイプの猫砂の使用を前提としています。
砂ぼこりのすくない猫砂を選ぶ重要性
猫砂の砂ぼこりが多いと、猫の呼吸器に負担をかけ、健康を損なう可能性があります。
自動トイレは猫砂をかき混ぜる動作があるため、特に「砂ぼこりの少ないもの」または「無香料」の猫砂を選ぶことをおすすめします。
適切な粒の大きさを選ぶ
自動トイレの構造やスクープの大きさに合うよう、粒が小さすぎたり、大きすぎたりしない猫砂を選びましょう。
これにより、猫砂の詰まりや、排泄物の取り残しを防ぐことができます。
全自動トイレの猫砂については、こちらの記事も参考になります。


他のトイレにも対応する猫砂についてはこちらの記事も参考になります。


スムーズに切り替えるためのステップ
新しい自動トイレを導入した際に、猫が戸惑わずに使えるように移行期間を設けましょう。
- 並行設置: 最初は古いトイレと新しい自動トイレを並べて設置します。
- 慣れたニオイ: 新しいトイレの猫砂に、古いトイレで使っていた砂を少量混ぜておき、猫の安心感を与えます。
- 自動動作を停止: 数日間は電源を入れず、自動ではない普通のトイレとして使ってもらいます。猫が完全に慣れたことを確認してから自動モードに切り替えましょう。
トイレの移行に関しては、こちらの記事も参考になります。


まとめ
自動猫トイレは、猫との暮らしをより快適にしてくれる頼もしい存在です。
不安もあるけれど、ちょっとした工夫で安心に変えることができます。
今回ご紹介した使い方やアイデアが、検討中の方のヒントになれば嬉しいです。
猫との暮らしは、日々のちょっとした工夫の積み重ね。
自動トイレも、そのひとつとしてうまく付き合っていけたらいいなと思っています。







