猫用自動トイレを購入してから、あっという間に3年*が経過しました。
今回は、実際に使ってみて感じたメリットやデメリットについてリアルな感想をお伝えします。これから猫用自動トイレの購入を検討している方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。
- 2022年~
猫用自動トイレとは
猫用自動トイレは、猫の排泄物を自動で処理してくれる装置です。
| 自動掃除機能 | センサーで猫のトイレ使用を感知し、排泄物を取り除きます。 |
|---|---|
| 多様な機能 | 空気清浄で臭いを抑えたり、アプリで管理する製品もあります。 |
| 選び方のポイント | 猫のサイズや好み、設置スペースを考慮することが重要です。 |
どう動く?猫用自動トイレの仕組み
掃除の仕組み:ドーム回転式とクシタイプ
ドーム回転式: 以下のような形のものが多く、ドームが回転し、排泄物を専用コンテナに収納
クシタイプ: 以下のようなオープンタイプ、クシで排泄物をすくい、コンテナに収納
センサーと安全機能
感知センサー: 重量センサーや赤外線センサーで猫を検知
安全対策: 作動中に猫が入ると自動停止する設計
猫用自動トイレ、気になるコスト
価格、消耗品や電気代などのコストの目安をまとめました。
| 項目 | コスト目安 |
|---|---|
| 本体価格 | 中級モデル: 3万円~5万円 高級モデル: 5万円~ |
| 消耗品 | ダスト袋: 25円/枚 (100円/月) 猫砂: 810円/袋 (405円/月) |
| 電気代 | 100円~200円/月 |
猫用自動トイレのメリットとデメリット
猫用自動トイレのメリット
手間の削減 掃除頻度が減り、忙しい飼い主に最適。
清潔さ維持 臭いがこもりにくく、快適な環境を提供。
健康管理のサポート 一部製品では排泄回数を記録可能。
使いやすさ スマホで操作可能なモデルも。
時間の節約 掃除に割く時間を大幅に短縮。
デザイン性 部屋のインテリアに馴染む製品も多い。
猫用自動トイレのデメリット
コストが高い 本体や消耗品、修理費用も検討が必要。
故障のリスク 故障時は通常のトイレを使用する必要がある。
適応性の問題 敏感な猫や高齢猫が使用を嫌がる場合がある。
定期清掃の手間 フィルターやトレイの清掃が必要。※1
動作音 モデルによっては騒音が発生する。
設置スペース サイズが大きく設置場所が限られる。
電源の確保停電になるとうごかない。
※1 普及型に比べると格段に楽です。
3年使用して感じたメリットデメリット

メリット
アレルギーが出なくなったこと
木製チップをやめた結果、くしゃみが止まった。
手間がかからないこと
排泄物をすくう必要がなくなり快適。
砂の追加を怠らず、月に一度新しい砂に交換するのも、スイッチ一つではき出してくれるので、受け皿に敷いた袋をサッと外して捨てるだけです。本当に楽!
デメリット
部品の剥がれ: シリコン部分が剥がれ、2度修理に出すも再発。保証切れ後は接着剤で補修。
自動トイレのトラブルについては以下の記事が参考になります。


砂量の確認: 猫砂が少ないとおしっこを吸収した砂が底にくっついてしまう場合がある。
猫砂に関しては以下の記事が参考になります。

自動トイレとシステムトイレのひと月コスト比較(目安)
自動猫トイレとシステムトイレの、平均的なひと月のランニングコスト比較表です。
猫の頭数や尿量、使用する消耗品の種類(純正品か節約品か)によって費用は大きく変動するため、こちらは猫1頭あたりの目安としてご参照ください。
| 項目 | 自動猫トイレ | システムトイレ |
| 電気代 | 約100円 | 約43円 (※ファン付き自動システムトイレの場合) 0円 (※一般的なシステムトイレの場合) |
|---|---|---|
| 固まる砂(2.5L/月)/チップ代 | 約329円(658円1袋5L)~ (ニオイをとる砂) 約582円(1,900円1袋8.16L)~(エルスレイウルトラ) | 約504円 (純正木製チップ) 約224円 (節約品の木質ペレット) |
| トレイ用袋/シート代 | 約108円(2,180円60枚) (専用ゴミ袋3枚換算) | 約536円 (純正シート) 約156円 (節約品のペットシーツ) |
| 合計(目安) | 約537円~790円 | 約380円~1,040円 (純正品) |
自動猫トイレのコスト内訳
- 電気代
1ヶ月(30日)で約100円前後が目安です。 - 猫砂代
自動トイレには固まるタイプの猫砂が使えます。ひと月2.5Lを想定し、平均で329円~582円程度で計算されています。 - 袋
(ゴミ袋)が必要になるため、加算しています。
システムトイレのコスト内訳(ニャンとも清潔トイレなど)
- チップ・シート
チップは純正品で約504円/月、シートは純正品で約536円/月が目安です(猫1頭、4週間換算)。 - 節約品
木製ペレットや業務用のペットシーツを活用すると、チップ代が約224円/月、シート代が約156円/月と、大幅にコストを抑えられます。 - 電気代
一般的なシステムトイレは電気を使いませんが、一部のファン付き自動システムトイレの場合、月々約43円程度の電気代がかかるモデルもあります。
この比較表は、ランニングコストのみに着目したものです。初期費用の高さや、排泄物の自動処理による手間(時間)の削減というメリットも考慮して、ご検討ください。
自動トイレ導入後の感想
nalu個人的には、いま使用している自動トイレが寿命を迎えても、また自動トイレを選びます。


システムトイレの木製チップのにおい、そうじ、がイヤで仕方なかったのもあり、自動トイレに変えてみて、手間が大幅に省ける利便性は想像以上でした!
購入当初はコスト面や猫が適応してくれるか不安もありましたが、従来のトイレと比べて自動トイレの便利さを実感して、結果的には購入は大正解でした。



今では、「初めから導入していれば、もっと早く楽になってたのに!」と思っています。
もし置き場所や猫砂の種類に問題がなく、また金銭的に余裕があるのであれば、猫用自動トイレはぜひ検討してみてください、おすすめします!
長期的な視点で見ると、日々の生活を効率化し、猫も飼い主も快適に過ごせる素晴らしいアイテムになりますよ。
我が家で購入した全自動トイレ
上に軽いものも乗せたりできるのと、丸い形のものより掃除が楽だと思い四角いものを購入しました。



購入後に停電になったことはまだありませんが、通常のトイレのようにスコップですくえばいいだけなので、過度に停電におびえる必要もなかったです。








