猫には、専用のキャットフードが必要です!
人と同じごはんや手作りのごはんだと、猫に必要な栄養(タウリンやビタミンAなど)が足りなくなってしまいます。
だからこそ、猫の健康のために、必要な栄養が全部入っている「総合栄養食」のキャットフードを選んであげましょう。
毎日のごはんが、猫の元気と安心につながります。
- どうして猫にはキャットフードがいるの?
- 「総合栄養食」ってなに?
- フードを選ぶときに気をつけたいポイント
健康長寿を願うなら、やはり高品質なキャットフード
高品質な総合栄養食があれば基本的には追加のサプリはいらない 。
猫=魚という勘違いをやめる 元来、猫は肉食です。
猫にキャットフードが必要な理由
猫には、専用のキャットフードが必要です。
人と同じごはんや手作りのごはんでは、猫に必要な栄養が足りなくなってしまうからです。
猫は「完全肉食動物」
猫は人間と違って、肉からしか摂れない栄養素がいくつもあります。
たとえば「タウリン」「ビタミンA」「アラキドン酸」などは、猫の体内ではほとんど作ることができません。
そのため、穀物や野菜中心の食事では栄養が不足してしまい、目や心臓、皮膚などに不調が出ることもあります。
猫は本来肉食動物ですが、文化的な背景から「魚好き」というイメージが定着しました。野生の猫の祖先は魚を狩ることはほとんどなく、ネズミやウサギなどの小型哺乳類を捕食していました。日本で「猫は魚好き」とされるのは、古くから日本で魚食文化が栄え、猫が魚を食べる機会が増えたためと考えられています。
- 生後3〜4ヶ月までに食べたものが「おふくろの味」となり、好みが形成されます。そのため、子猫の頃から魚を食べている猫は、大人になっても好む傾向があります。
手作りごはんでは栄養バランスが難しい
手作りのごはんは、愛情たっぷりで魅力的に感じますよね。
でも、猫に必要な栄養素を毎日きちんと計算して作るのは、実はとても難しいんです。
人間の食材だけでは足りない栄養が多く、長期的に見ると健康に悪影響が出る可能性もあります。
総合栄養食なら、水とフードだけでOK

「総合栄養食」とは、猫が健康に生きていくために必要な栄養がすべて入っているフードのこと。
水とそのフードだけで、猫の健康を保てるように設計されています。
市販のキャットフードには「総合栄養食」と表示されているものが多く、AAFCO(米国飼料検査官協会)などの基準を満たしているものが安心です。

猫には、人間とは違う栄養の必要性があります。
だからこそ、猫専用に作られた「総合栄養食」のキャットフードを選ぶことが、健康を守る第一歩になります。
毎日のごはんが、猫の元気と安心につながります。
「うちの子に、安心できるごはんをあげたいな」と思っている方は、まずはキャットフードの基本を知ることから始めてみましょう。
キャットフードの種類と特徴
キャットフードには「ドライタイプ」と「ウェットタイプ」があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
猫の年齢や体調、生活スタイルに合わせて選ぶことが大切です。
ドライフードの特徴
- メリット
保存性が高く、コスパも良い。歯ごたえがあるので、歯の健康にもつながることがあります。 - デメリット
水分量が少ないため、飲水量が足りない猫には注意が必要です。腎臓の負担になることも。
nalu「うちの子、あまり水を飲まないんです…」という場合は、ウェットフードやスープタイプを併用すると安心です。
ウェットフードの特徴
- メリット
水分が多く、食いつきが良い。体調不良のときやシニア猫にも向いています。 - デメリット
開封後の保存が難しく、価格もやや高め。歯ごたえがないため、歯垢がつきやすいことも。
どちらを選ぶべき?
基本は「ドライフード+水分補給」がおすすめです。
ただし、猫の好みや体調によってはウェットフードを中心にするのもOKです。



猫が口をきけたら、食べたいのは断然ウェットフードと答えます。



野生だった祖先は、狩りで捕らえた動物を食べていたことを思い出して。生肉が好物だよ!
キャットフードにはそれぞれの特徴があり、どちらが「正解」ということはありません。
大切なのは、猫の体調や生活スタイルに合わせて選ぶこと。
「うちの子に合ったごはんってどれだろう?」と迷ったときは、まずはドライとウェットの違いを知ることから始めてみましょう。
キャットフード選びの基本ポイント


キャットフードを選ぶときは、「年齢・体調」「原材料」「添加物」の3つのポイントを意識することが大切です。
猫の健康を守るために、パッケージの表示をしっかり確認しましょう。
年齢・体調に合ったものを選ぶ
猫は年齢によって必要な栄養が変わります。
- 子猫(〜1歳):成長に必要な高タンパク・高脂肪のフード
- 成猫(1〜7歳):体重管理や活動量に合わせたバランス重視
- シニア猫(7歳〜):腎臓や関節のケアを意識した成分が必要
また、病気がある猫には「療法食」が必要な場合もあります。獣医師の指導のもとで選びましょう。
原材料表示をチェックする
パッケージの裏にある「原材料表示」は、フードの中身を知る大切な情報です。
- 主原料が肉類かどうかを確認
- 「○○ミール」「○○エキス」など、曖昧な表記が多いものは注意
- 穀物が多すぎると、猫の消化に負担がかかることも



「原材料の最初に“とうもろこし”って書いてあるけど…大丈夫かな?」



そんなときは、肉類が先頭にあるフードを選ぶのが安心です。


添加物・保存料にも注目
キャットフードには、保存性や見た目を良くするための添加物が使われていることがあります。
- 合成着色料や香料が多いものは避ける
- 「無添加」「自然素材」などの表示があるフードも増えている
- 長期的に与えるものだからこそ、安心できるものを選びたい
避けたい原料、理由について
なぜか、の理由はこちらのタブでご覧になれます。
国産キャットフードは着色料が使われることが多く、他の赤色○号や黄色○号と合わせて二酸化チタンもフードを選ぶ飼い主への見栄えのために使用されています。
「安全と見なすことができない。」とされ、食品添加物としての使用が禁止されている国があります。
しかし日本では厚生労働省が危険としていないので使用されています。
まとめ
キャットフードを選ぶときは、「うちの子に合っているか?」を基準にすることが大切です。
年齢や体調に合わせて、原材料や添加物にも気を配ることで、猫の健康を守ることができます。
パッケージの表示もしっかり確認して、「安心して毎日あげられるごはん」を選んであげたいですね!










