ねこの「ふみふみ」には理由がある!癒し・愛情・縄張り…6つの行動心理を解説

ねこを好きなら一度は見たことがある、あの愛らしい仕草「ふみふみ」
毛布や飼い主の体を前足でリズミカルに揉むような動きは、見ているだけで癒されますよね。実はこの「ふみふみ」、ねこにとっては深い意味がある行動なんです。

「ふみふみ」または「もみもみ」として知られているこの動きは、生地をこねる人間の動きに似ていることから、アメリカでは「ビスケット作り」と呼ばれることもあるんです。

「ふみふみ」は、ねこにとっては普通の行動で、子猫の頃からやっている先天的なものです。今回は、成猫が「ふみふみ」する 6つの理由を紹介します。

Contents

癒されたい

子猫が母猫のお腹を揉む行動に由来する「ふみふみ」は、安心感や癒しの記憶と結びついています。成猫になってもその記憶が残っていて、リラックスしたいときに自然と「ふみふみ」するのです。

これは本能的な行動で、中にはお乳を期待しているかのように「ふみふみ」しながらよだれをながすねこもいます。

縄張りを主張したい

ねこは縄張り意識を持つ生き物で、自分の場所だと主張するために「ふみふみ」することもあります。

ねこは肉球にある臭腺を使って、自分のにおいを残します。「ふみふみ」はお気に入りの場所に自分の存在を示す、縄張りアピールのひとつでもあります。

寝る場所を整えたい

ねこは気持ち良く眠るために「ふみふみ」することもあります。
野生時代の名残で、ねこは寝る前に寝床を整える習性があります。「ふみふみ」は、快適な寝床を作るための本能的な行動とも考えられています。
ねこの祖先は心地良く眠るために休憩場所や寝る場所を平らにしたり、目に見えない危険が潜んでいないかどうかチェックする必要があったので、『ふみふみ』も本能から来ているのかもしれません。

「好き」と伝えている

犬が自分の好きな人を舐めるように、ねこも自身の愛情をユニークな方法で示すことがあります。

ねこが飼い主に「ふみふみ」するのは、信頼と愛情の証。安心している証拠でもあり、「ここが大好き!」という気持ちを伝えているのかもしれません。

からだを伸ばしたい

人間が時々からだを伸ばすストレッチを必要とするように、ねこもストレッチを必要としています。そして、ねこの「ふみふみ」は腕のストレッチになります。

「ふみふみ」はねこにとってのストレッチ。前足を交互に動かすことで筋肉をほぐし、血行を促進する効果もあると考えられています。

発情を知らせている

メス猫の場合、避妊手術をしていないなら、「ふみふみ」はそのねこが交尾を受け入れる準備ができているというサインかもしれません。
避妊手術をしていないメス猫が普段と違う行動をとるとき、「ふみふみ」以外にもスキンシップが増えた、人やモノにスリスリとからだをこすりつける、今まで聞いたことがないような声を出すといった変化と合わせて観察してみましょう。

まとめ

ねこの「ふみふみ」には、癒し・愛情・縄張り・本能など、さまざまな意味が込められています。どれもねこにとって自然な行動なので、心配する必要はありません。むしろ、ねこが安心している証。そのかわいらしい仕草を、ぜひゆったりと眺めて癒されてくださいね。

おすすめアイテム ふみふみにぴったりな毛布

ふみふみ好きなねこにぴったりな、ふわふわ毛布をご紹介します。
RIKMSS ペット用毛布(4枚セット)は、軽くて肌触りが良く、洗濯してもすぐ乾くのでお手入れも簡単。ねこのお気に入りの寝床になること間違いなしです。

・サイズ:M(68×48cm)

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

Contents