猫と一緒に暮らす毎日、楽しいことがいっぱいですよね。でも、健康を保つためにはごはん選びがとっても大事!特に、子猫から成猫に成長する間は、成長段階に合ったキャットフードを選ぶのがポイントです。この記事では、ライフステージに合わせたフードの選び方や、おすすめの商品もご紹介します。

我が家のおすすめキャットフード No.1は ロニー
高価ですが健康長寿を願うなら高品質なフードという結論になりました!
いろいろなメーカーを試してベストチョイスを見つけてくださいね。
キャットフード選びのチェックポイント
主食は総合栄養食を選ぼう
分かりやすいように画像を作りました。
基本、猫の食事は総合栄養食というキャットフードと、新鮮な水だけで良いですが、状況に合わせて+αしていきます。

ライフステージに合わせたキャットフードの選び方
以下は成猫になるまでの数か月の目安になります。
大型の猫 は1年半ほどは成長期とも言われていますので、猫種の特徴によって加減します。

子猫(0~1歳)
子猫を引き渡す時期は、動物愛護法の改正により、生後56日を過ぎている必要がありますので、お手元に引き取るときには離乳食から子猫用フードへ変わる時期となります。
この頃になると固いものも食べられるようになります。
とはいえ、今までミルクが主な食事だった子ねこは、急に上手くは食べられません。
歯ごたえのあるドライフードは、始めのうちは水分の多いウエットフードと交互に与えたり、混ぜてみたり、ふやかしたりして与えるようにしましょう。
好みは母猫が食べていたものや、子猫のときに食べたものに大きく左右されます。
子猫の時期は色々なメーカーのフードに慣れさせるといいですよ。
ドライフードをふやかす際には熱湯は使わず、30~40℃程度のぬるま湯を使用しましょう。熱湯を使用すると、水溶性ビタミンなどの熱に弱い栄養素やタンパク質が変質してしまいます。
ふやかしたフードは保存しないで食べきるのが原則です。
1食ずつふやかし、残ったものは捨てましょう。
成猫(1~7歳)
成猫用フードを選ぶときは、アレルギー・避妊・去勢手術後などの体の状態なども考慮しましょう。
また、少ない水でも生きていける体を持った猫ですが、それゆえに腎臓病が非常に多いです。水分が少ないことにより酷使される腎臓を抗酸化物質・アルギニン・オメガ脂肪酸、これらの成分が健康維持を助けることが実証されていますので、フード選びの参考にしてくださいね。
猫の病気で多いものの表になります。泌尿器系がダントツにTOPになっていますね。

シニア猫
高齢の猫には下部尿路系以外にも様々な疾患が現れるため、ビタミンや腸の働きを助ける成分が配合されたものを選択する必要があります。
バランスよく配合したフードを与えた猫は、一般的な総合栄養食を与えた猫より平均寿命が伸びたことが実証されていますよ。
キャットフードを選ぶ基準
一般的に基本はドライ系総合栄養食となります。
健康長寿を願うなら、やはり高品質なキャットフード
高品質な総合栄養食があれば基本的には追加のサプリはいらない 。
猫=魚という勘違いをやめる 元来、猫は肉食です。
キャットフード選ぶ際にはまず以下の点が気になるところですね。
- 原材料
- 安全性
- 価格
さらに、こだわりポイントとしてこちらもチェックしたいところです。
- グレインフリー
穀物に対する食物アレルギーがある - グルテンフリー
小麦粉などに含まれるたんぱく質にアレルギーがある - 添加物

ぼくはこの2つにアレルギーはないよ



グレインフリーやグルテンフリーはこだわらなくても良かったのですが、原材料の良いフードはほぼ上の3つはクリアしています。
出来れば回避したい原料
避けたい原料、理由について、説明します。猫の健康を守るために、どのような点に注意すれば良いのか、一緒に見ていきましょう。
なぜか、の説明はこちらのタブでご覧になれます。
国産キャットフードは着色料が使われることが多く、他の赤色○号や黄色○号と合わせて二酸化チタンもフードを選ぶ飼い主への見栄えのために使用されています。
「安全と見なすことができない。」とされ、食品添加物としての使用が禁止されている国があります。
しかし日本では厚生労働省が危険としていないので使用されています。
以上のものが使われていない日本で販売されているドライフードは価格が100gあたり200〜300円位のキャットフードが選択肢になります。
コロナ後の価格高騰でもう少し値上がりしていくかもしれません。
高品質なフードをお勧めする理由
原材料の安全性はもちろんですが、猫は肉食動物なので、穀類などの植物性のものを消化する構造にはなっておらず、胃腸に滞留して、下痢や嘔吐などの消化器症状を引き起こす可能性があるからです。
また、小麦粉に含まれるグルテンは猫の体内で消化されず、腸閉塞や皮膚炎、呼吸器症状などの健康被害を引き起こす可能性もあります。



リーズナブルなキャットフード(ピュリナや同等のフード)をじゅにあに与えたときに毛艶が変わったので、こんなに影響があるんだなとびっくりしました。



体の中にも影響があるの?



そこが心配だったので成分も安心で、じゅにあの気に入るフードを探しました。
高品質なフードを20種類くらい順番に購入し、徹底的に検証しました。
おすすめのドライフード
比較的価格が安定して、継続的に販売されていて、手に入りやすいポピュラーな商品を選びました。
子猫用ドライフード
ニュートロ
ナチュラルフードにこだわりがあり、合成の酸化防止剤・着色料・化学合成物の3つは不使用で安心できます。
芯までふやけやすい構造の粒になっているので、固いドライフードが苦手な子猫でも食べることができます。
また、AFCO(米国飼料検査官協会)の基準をクリアしています。
ナウフレッシュ
アレルギーとなる可能性が多い、穀物・グルテン・小麦・牛肉・トウモロコシ・大豆は配合されていません。
さらに、レンダリングミートミール・副産物・化学的防腐剤も不使用です。
タンパク質・脂質・DHA・タウリンなど、子猫の成長に必要な高い栄養素をきちんと配合されています。
子猫でも食べやすい小粒タイプです。
成猫用ドライフード
カナガン キャットフード チキン
子猫・シニア猫でも食べやすい
お口の小さな猫や、噛む力の弱い猫でも噛み砕きやすいです。
欧州ペットフード工業会連合(FEDIAF)の厳しい基準をクリアした工場で生産されています。
ロニーキャットフード チキン
程よい大きさの四角い粒です。
肉食動物(動物食性動物)である猫のことを第一に考えて作られたフード。
高品質な原材料を厳選し、 栄養バランスや消化吸収、食感、匂い、味まですべてにこだわって配合しているフードです。
オリジン オリジナルキャット
小さめの粒です
健康維持・促進をサポートできるよう、ペット栄養学の研究に基づいて作られています。
膀胱炎・腎臓病・肥満などの病気の予防をサポートしてくれます。
ジャガー キャットフード
タンパク質が豊富な栄養満点のフードです。
子猫からシニア猫まで、全猫種・全年齢の猫が対象です。
食べやすいようリング状にした小さめの粒は、お口の小さい子猫にも最適です。


こちらもおすすめ
ドライフード
エリザベス
キャットフードは、猫がほとんど消化できない穀物を一切使用していないグレインフリーのレシピです。幼猫も、成猫も、老猫も食べられるように、いつまでも猫に負担をかけない原材料で丁寧に作り上げられています。
ファーストメイトキャットフード パシフィックオーシャンフィッシュ ウィズブルーベリー
とてもシンプルですが動物の栄養学的にも完璧な当社独自の製造方法のおかげで、ペットの体内での消化吸収性もたいへん優れていて、 かつ食物性アレルギーや胃腸での消化不良のリスクも軽減するように配慮されています。
シンプルな製造方法だからこそ、フードローテーションにもとても適しています。
ウェットフード
一食分にちょうどいい小分けパック 匂いで味を判断し、少量ずつ食べる猫のために、少量使い切りタイプで毎食新鮮です。
子猫用
ニュートロ デイリーディッシュ パウチ 子猫用
成猫用
ニュートロ キャット デイリー ディッシュ
アダルト チキン&ツナ グルメ仕立てのざく切りタイプ
さいごに
キャットフード選びの基本
基本的に、猫の食事は総合栄養食のキャットフードと新鮮な水。
健康長寿を願うならバランスの良いフードを選ぶことが重要。
ライフステージに合わせたフード選び
子猫(0~1歳):
離乳食から子猫用フードに切り替え、固いものも少しずつ与えます。
ドライフードは水分の多いウエットフードと交互に与えると良い。
成猫(1~7歳):
肉・魚が主な原料のフードを選ぶようにし、猫に不要・不安な原料や、添加物などはなるべく避ける。
アレルギー有や手術後の場合は、体調を考慮した、抗酸化物質やオメガ脂肪酸が含まれたフードを選びましょう。
シニア猫(7歳以上):
ビタミンや腸の働きを助ける成分が配合されたフード、それぞれの体調をサポートしてくれるフードを選ぶことをおすすめします。
安全性
キャットフードに含まれる原材料や添加物には注意が必要です。
たとえば、着色料(二酸化チタン)は見た目を良くするための成分ですが、健康への影響が懸念されることがあります。同様に、ビートパルプやビートファイバーは繊維源として使用されることが多いものの、猫にとっては必ずしも理想的ではありません。
また、パッケージで最も目立つ位置に『とうもろこし』や『○○ミール』が記載されている場合、これらが主原料となっている可能性がありますが、高品質な動物性タンパク質の割合が少ないことも考えられます。
さらに、日本製のキャットフードは基準が低いとされることがあるため、ドイツ、イギリス、アメリカなど基準がしっかりしている国で製造された商品を選ぶのも一つの方法です。形状(粒)の好みも猫ちゃんの食欲に影響を与えるため、しっかり確認することが大切です。
安全性を確保するためには、原材料が信頼でき、危険な添加物が使われていないフードを選ぶことをおすすめします。