ある日のことです。外から「ゴォーッ」と大きな収集車の音が聞こえてきました。家具や部屋のものをすべて積み込んでいく様子を見て、「あれなら遺族も片付けに困らないだろうな」、「自分も元気なうちに整理しておいたほうがいいかもしれない」とふと思ったのです。
「終活」という言葉は、正直ちょっと重たい響きがありますよね。私も子どもに「まだ早いんじゃない?」と眉をひそめられちゃいましたw
ですが、あとに残された人が片付けに追われることを考えると、負担をかけたくない。そう思って始めてみたら、意外にも気持ちが軽くなり、整理された部屋を見て「迷惑をかけないで済む」と安心できました。さらに「これからやりたいこと」を考えるとワクワクして、終活は“楽しい未来づくり”に変わったのです。
終活って何?前向きな「人生の整理整頓」
「終活」と聞くと「人生の終わりの準備」と思われがちですが、実際は「人生を充実させるための整理整頓」。
過去を振り返り、未来を描き、今をもっと楽しむための前向きなステップだと思うんです!

終活を始めるメリット
40代・50代から始めると、こんな良いことがあります。
- 心身が元気なうちに準備できるので、将来の負担が軽くなる
- 親世代の終活を考えるきっかけになり、家族との会話が増える
- 人生を振り返ることで「これからどう生きたいか」を前向きに見直せる
つまり、終活は「過去を整理して未来をデザインする」作業。やればやるほど、心が軽くなり、毎日が楽しくなるんです。
楽しく始める終活ステップ
STEP1 思い出の整理

- 写真や日記を見返す
懐かしい写真を眺めると「あの頃こんなに笑ってたな」と温かい気持ちになります。 - 感謝のリストを作る
「ありがとう」を書き出すだけで、心がじんわり前向きになります。
STEP2 未来のビジョンを描く

- 夢リストを作る
「行きたい場所」「やりたいこと」を自由に書き出してみましょう。 - ビジョンボードを作る
雑誌の切り抜きや写真を貼って「理想の未来」を目に見える形にすると、目標がぐっと具体的になります。
STEP3 健康的なライフスタイルを楽しむ

- アクティブな趣味を持つ
ウォーキングやヨガ、ダンスなど、体を動かす趣味は心も体も元気にしてくれます。 - 料理を楽しむ
新しいレシピに挑戦したり、友人と料理教室に参加するのもおすすめ。
STEP4 人とのつながりを深める

- 友人との時間を大切にする
定期的に会ったり、オンラインで交流するだけでも心が満たされます。 - 新しい出会いを楽しむ
趣味のサークルやボランティアに参加すると、自然と新しい仲間ができます。
具体的なワーク例
ありがとう日記を始めよう
毎日「今日のありがとう」を1つ書くだけ。
例
- 家族が笑顔でいてくれた
- 美味しいコーヒーを飲めた
- 好きな音楽を聴いて気分が上がった
未来の夢リスト作り
「これからやりたいこと」を10個書き出してみましょう。
例
- 北海道で温泉旅行
- 毎朝ウォーキングを習慣にする
- 友人と料理教室に参加する
ビジョンボード作成
雑誌やネットから「理想の未来」をイメージできる写真を集めて貼る。
毎日眺めることで「未来の自分」が少しずつ形になっていきます。
終活チェックリスト
思い出の整理
□ 写真やアルバムを見返した
□ 感謝リストを作った
未来のビジョン
□ 夢リストを10個書いた
□ ビジョンボードを作った
健康と暮らし
□ 新しい趣味を始めた
□ 健康的な料理に挑戦した
人とのつながり
□ 友人と定期的に会う予定を立てた
□ 新しいコミュニティに参加した
終活を前向きに楽しむコツ
- 小さな習慣からスタート
まずは「ありがとう日記」から。 - 「できない」ではなく楽しめる方法を探してみる
片付けも「思い出を振り返る時間」と考えると楽しくなります。 - 仲間と情報をシェアする
「こんなこと始めたよ」と連絡するきっかけにも。
nalu終活(生前整理)は「面倒なこと」ではなく「未来を豊かにする準備」
整理することで「迷惑をかけない」と安心感が生まれ、夢を描くことでこれからが「楽しみ」になります。
まとめ:小さな一歩から未来が変わる
終活は「人生の棚卸し」ではなく「未来のデザイン」。
40代・50代から始めることで、先伸ばしにしていたことにも気づけますし、これからの時間の使い方がもっと上手に、豊かになってきます。
まずは感謝のリストを作ってみませんか?
「ありがとう」を書き出すだけで、終活はもっと前向きなものになります。
こんな感じでノートに書き出してみると、毎日少しずつ気持ちが整理されていきます
| 日付 | 感謝していること・人 | ひとことメモ |
|---|---|---|
| 2025.04.26 | 家族が健康でいてくれる | 毎日笑顔をもらってる! |
| 2025.04.27 | 友人との楽しい時間 | 気軽に話せる仲間に感謝 |
| 2025.04.28 | 好きな音楽を聴けた | 気持ちが前向きになった! |
ポイント
- 毎日少しずつ書くことで、心が穏やかに
- 小さなことでもOK!「ありがとう」を探す時間を楽しむ
- 1週間後に振り返ると、ポジティブな変化に気づけるかも
手帳やノートにそのまま書き出してみるのもおすすめです!
良かったことを書きためる日記、というものもありますよ。
DESIGNPHIL ミドリ(MIDORI) 日記 しあわせ
良かったことや嬉しかったことなどを書く欄を設けた、新しいスタイルの日記です。
今日一日の振り返りと今日の良かったことを一言書く2つの欄、一週間の終わりには、週を振り返って感じた一言や今後の意気込みなどを書くスペースがあります。
嬉しかったことや楽しかったこと、感動したことなどしあわせを書き留めることで、毎日ポジティブに過ごすことができますよ。










