昼は汗だく、夜は寝不足─夏が苦手なあなたへ贈る、全世代向けの暑さ対策と避暑のヒント

昼は汗だく、夜は寝不足。
エアコンの風に当たりすぎてだるくなったり、寝苦しさで何度も目が覚めたり。夏が好きな人には「太陽の季節」かもしれませんが、私にとっては「体がとけそうな季節」です。

冬生まれだからなのか、暑さにはどうしても弱い。
それでも、日々の暮らしは待ってくれません。買い物、家事、仕事、そしてペットの世話。子どもがいる人なら、さらに汗だくの育児が加わります。

そんな「夏が苦手な人」のために、今回は全世代に役立つ暑さ対策と避暑のヒントをまとめました。
ちょっとした工夫で、体も心も少し軽くなるかもしれません。

Contents

暮らしの中でできる暑さ対策

室内を涼しく保つ工夫

  • 遮熱カーテンや断熱フィルムで日差しをカット
  • サーキュレーターで空気を循環させ、冷房効率アップ
  • 朝晩の涼しい時間に窓を開けて換気
補足

小さな子どもや高齢者がいる場合は、室温が28℃を超えないように注意してくださいね。熱中症のリスクが高まります。

我が家で使用している対策アイテム

DUOFIRE 窓ガラスフィルム 目隠し シート 窓ガラスフィルム 断熱 遮光 窓に貼るブラインド

水だけで迅速で簡単に貼り付けます。しかも何度でも貼ってはがせる再利用可能、長年にわたって、使用できるエコアイテムです。初心者でもきれいに貼れます。接着剤・糊やテープを使わずに静電気の力で吸着するので、手で簡単にはがせ、剥がした時「跡」が残りません。

すべての窓に貼りたいところですが、我が家の猫、じゅにあがキャットタワーから外を眺めるためにひと部屋だけは上部をはがしました。そのことで比較になり、他の部屋は涼しいので効果がはっきり分かりました。

THREEUP スリーアップ 多機能3Dスイング DCターボサーキュレーター360 分解洗浄可能 18畳用

分解洗浄可能で多機能、360°の自動首振りやリモコン操作が便利です。DCモーター搭載で静音性と省エネ性も優れていて、1年中快適な空間作りに最適です。

1年中使えるので便利です。我が家では20畳分ほどは、部屋やリビングなどすべて開け放してあるので夏のクーラー冬の暖房を行き渡せるのに活躍しています。夏は寝る時にタイマーにして扇風機代わりにも使えるので夜は少しエアコンの温度を上げることもでき節約にもなります。

夜の快眠テクニック

  • 冷感シーツやジェルマットで寝床をひんやり
  • 湯船に浸かるより、ぬるめのシャワーで体温を下げる
  • 寝る前のスマホは控えて、脳をクールダウン
補足

ペットも夜間に暑さで寝苦しくなることがあります。ペット用の冷却マットや、風通しの良い寝床を用意してあげましょう。

本当に寝苦しいときはアイスノンが効果的です!家族の人数×2で用意していると便利です。(若干冷蔵庫の場所はとりますが...)

アイスノンソフト

20年ほど前に買ったものがついに破損したので久しぶりに買いました。本当にソフトで頭が痛くならずに使えます。

日本の避暑地ガイド──定番も穴場も、涼やかに過ごす夏の逃げ道

暑さに弱い人にとって、夏の旅行は「避暑」が目的になることも多いですよね。
でも、観光地として有名な場所は人が多くて、かえって疲れてしまうことも。
そこで今回は、涼しくて静かに過ごせる避暑地を、定番と穴場に分けてご紹介します。

避暑地リスト:定番 vs 穴場

スクロールできます
地域定番スポット穴場スポット特徴ペット・高齢者向けポイント
長野県軽井沢木曽町・開田高原標高が高く湿度が低い木陰が多く、散歩に最適。車での移動が便利
北海道富良野・美瑛十勝・音更町朝晩が涼しく空気が澄んでいるペット可の宿が増加中。高齢者にも優しい気候
岐阜県高山平湯温泉・奥飛騨温泉と自然が豊富温泉で体を癒しつつ、静かな環境で休息できる
山梨県清里西沢渓谷都心からのアクセス良好渓谷沿いは涼しく、ハイキングも楽しめる(体力に応じてコース選択可)

避暑地を選ぶときのポイント

  • 標高が高い場所は、気温が5〜10℃ほど低くなることも。湿度も下がるため、体が楽に感じられます。
  • 水辺や森林が近い場所は、自然の冷却効果で涼しく過ごせます。
  • 人混みを避けたい場合は、観光地から少し離れたエリアや、平日の滞在がおすすめ。
補足

ペット連れの場合は、宿泊施設のペット可情報を事前に確認しましょう。
熱中症対策として、車移動中の温度管理も忘れずに。

高齢者との旅行では、段差の少ない宿や、医療機関が近いエリアを選ぶと安心です。

避暑地に行けない人のための“暮らしの避暑術”

避暑地に行けたら理想だけど、現実はなかなか難しい。
仕事や家事、ペットの世話、体調の都合など、それぞれの事情で、家で夏を乗り切るしかない方には、ちょっとした工夫で手軽にできる涼感づくりのアイデアをご紹介します。

ベランダや庭でミニ避暑地づくり

  • グリーンカーテン:ゴーヤや朝顔などを育てて、日差しを遮る自然のカーテンに
  • ミストシャワー:ホームセンターで買えるミストノズルを設置して、涼しい空間を演出
  • アウトドアチェア+冷感クッション:ちょっとした読書や昼寝にぴったり
補足

ペットがいる場合は、直射日光を避けた日陰スペースを確保。打ち水やミストで地面の温度を下げると安心です。

フェイクグリーンで

山善(YAMAZEN) リーフラティス

日差し除けやインテリアにもなり、フェイクグリーンなので虫もよってこず、育てる手間も省けて簡単な一品です。グリーンを眺めると清涼感を感じることもできるのでお勧めです。

冷感アイテムの活用

  • 冷却タオルやスカーフ:首元を冷やすだけで体感温度が下がる
  • ジェルマットや冷風機:寝室や作業スペースに設置して快適に
  • 冷感スプレー:服やシーツに使えるタイプもあり、ひんやり感が長続き
補足

高齢者は冷感アイテムの使いすぎで体を冷やしすぎることも。適度な使用とこまめな水分補給を忘れずに。

ケーキなどを買ったときについてくる小さな保冷剤も便利です。首の後ろに1つくらいでちょうどいい大きさなので、タオルにくるんでよく使っています。

小さいので数時間は持ちませんが、逆にすぐまた凍ってくれるので便利です。
夏の通勤時にはハンカチに包んでTシャツの下に忍ばせていましたw
勤務中に職場の冷凍庫で固めて帰りも使えます。

気分だけでも涼しく:五感で楽しむ涼感演出

わたしは夏向けにカピスシェルのウインドチャイムを作りました。

  • 音の工夫:風鈴や水の音を取り入れて、聴覚から涼しさを
  • 香りの工夫:ミントや柑橘系のアロマで、爽やかな空気感を演出
  • 視覚の工夫:青や白を基調にしたインテリアで、涼しげな空間に

猫はアロマオイルの成分を分解できないので、飼っている方はご注意くださいね。

家にあるものでできる涼感DIY

暑さ対策は、買うだけじゃなく“作る”ことで楽しさも生まれます。
家にあるものでできる簡単なDIYは、子どもや高齢者にもぴったり。安全で、手軽で、目で見てちょっと涼しい演出になります。

空きカップで作る風鈴

貼ったり切ったりするのが不安な製作者には油性のペンで色を塗るのもおすすめです。ゼリーやプリンのカップならステンドグラス風にできて素敵ですよ!

  • 材料:プリン・ゼリー・アイスの空きカップ、糸、鈴、ビーズ、シールなど
  • 作り方
    1. カップの底に小さな穴を開けて糸を通す
    2. 糸の先に鈴やビーズをつけて、音が鳴るように調整
    3. カップの外側にシールや絵を貼って飾りつけ
  • ポイント:軽くて安全なので、室内やベランダでも安心して吊るせます

お子様と一緒に作ると、夏の思い出にも。高齢者施設などでも、季節の工作として人気です。

その他の涼感DIYアイデア

  • 冷感クッションカバー:古いTシャツやタオルで作る、肌触りの良いカバー
  • ミントの鉢植え:ペットボトルを使った簡易プランターで育てて、香りと涼しさを楽しむ
  • 打ち水セット:空きペットボトルに穴を開けて、ジョウロ代わりに使う

簡単にミントを手に入れたい方に

4個セットなので色々な場所に置いて楽しめますね。
鉢カバーをあえて買わなくても、ペットボトルで代用できますよ。

日本のミント「ハッカホクト」

シソ科ハッカ属の多年草です。日本在来のハーブであることから、和種ハッカとも呼ばれています。 育てると清涼感ある香りを放つことから、収穫したあとはハーブティーなどに利用できるだけでなく、この清涼感ある香りはメントールという成分で、ゴキブリや蜂、アリなどの虫除けに効果があるといわれています。ハッカはたくさんの品種がありますが、特にメントールの含有量が多いのはニホンハッカです。病害虫にも強い、強健な植物です。

夏が苦手でも、ちょっとした工夫で心地よく過ごせる時間はきっとある。無理せず、涼やかに、あなたらしい夏をおくれますように!

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