猫用人気おやつのおすすめ 目的別の選び方や与え方

猫におやつをあげる時間って、ちょっと特別ですよね。しつけのご褒美だったり、コミュニケーションの一環だったり。せっかくなら猫が喜んでくれるものを選びたいものです。

でも、「種類が多すぎてどれがいいのかわからない…」「うちの猫に合うものってどれ?」と悩んだことはありませんか?

この記事では、目的別におすすめのおやつを紹介しながら、選び方のポイントを分かりやすく解説していきます。あなたの猫ちゃんにぴったりのおやつを見つけるヒントになりますように!

Contents

猫のおやつ、どう選ぶ? 目的別のおすすめを紹介!

猫用おやつの選び方とおすすめ一覧

目的・悩みおすすめのタイプ特徴・メリット
歯みがきが苦手な猫デンタルケアおやつ歯の汚れを落とし、口臭予防に役立つ
毛玉をよく吐く猫毛玉ケア用おやつ消化を助け、毛玉の排泄をサポート
ごはんをあまり食べない猫トッピングタイプ素材本来の香りと味が楽しめ、食欲増進に期待
水をあまり飲まない猫ウェットタイプ水分補給をサポートし、腎臓ケアにも役立つ
シニア猫の健康管理健康サポート機能付き低リン・低ナトリウムなど、健康維持に配慮
ライフステージに合わせたおやつ仔猫は食感に慣れるため、シニア猫は食べやすさを重視

歯みがきが苦手な猫

デンタルケアおやつ

猫が自然に噛むことで、歯に付着した汚れを落とす効果が期待できます。特に歯みがきが苦手な猫には、歯の健康を守るためにおすすめ。ただし、歯みがきと併用するとより効果的です。

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  • PETKISS ネコちゃんの歯みがきおやつ
    噛むことで歯垢をそぎ落とす形状のおやつ。やわらかいギザギザ形状で歯に密着し、口腔ケアをサポートします。
  • アース・ペット「食べられる歯みがきロープ」
    コラーゲン素材を編み込んだロープ状のおやつ。噛むことで歯石の付着予防が期待できます。


口臭予防に特化したタイプ

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  • グリニーズ 猫用歯みがきスナック
    米国獣医口腔衛生協議会認定のデンタルケアおやつ。噛むことで歯垢を除去し、口臭予防に役立ちます。
  • ペティオ「プラクト ねこちゃんの歯みがきデンタルガム」
    またたび入りで猫の食いつきが良く、噛むことで口腔ケアができるデンタルガム。

添加物が少なく健康志向のタイプ

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  • CIAO 焼かつお(無添加)
    無添加で素材の旨みをそのまま楽しめるおやつ。シンプルな原材料で安心して与えられます。
  • 無添加フリーズドライささみ
    ささみをフリーズドライ加工したシンプルなおやつ。保存料や着色料を使用していないため、健康志向の猫におすすめ。

毛玉をよく吐く猫

毛玉ケアおやつには食物繊維が豊富に含まれており、飲み込んだ毛の排泄を促す働きがあります。長毛種やグルーミングの頻度が高い猫には特におすすめです。

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毛玉ケア用おやつ

  • グリニーズ 猫用 毛玉ケア チキン味 90g
    毛玉の形成を抑えることで愛猫の健康維持に配慮した成猫用総合栄養食の基準を満たしたおやつ。こちらも歯みがき効果があります。
  • AMZTOP ドリーミーズ 猫用おやつ 毛玉ケア
    外はカリッ!中はトロッ!の2層粒と、猫ちゃんが大好きなまぐろの風味たっぷりでたまらないおいしさ。猫大喜びのおやつ!食物繊維で毛玉もすっきり。

ごはんをあまり食べない猫

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トッピングタイプ

  • ママクック フリーズドライのササミ
    高タンパクで嗜好性が高く、食欲が落ちた猫にもおすすめ。フリーズドライ加工で素材の旨みをそのまま楽しめます。
  • 犬猫生活 お肉ミックスデリ 犬 猫 用 常温 ウェットフード トッピング 
    国産の鶏ささみを中心に、牛肉・ラムの3種のお肉類を贅沢にMIXした自然派ごはんです。具材がとろとろになるまで煮込み、スープにまでしっかりと味が染み込んでいるため、ドライフードと混ぜやすいです。。

水をあまり飲まない猫

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ウェットタイプ

  • Nutro ニュートロ 猫用おやつ ツナフレーク なめらかペースト
    水分を多く含み、食べながら水分補給ができるおやつ。嗜好性が高く、食欲が落ちた猫にもおすすめ。
  • モンプチ プチリュクスパウチ ナチュラル スープ
    水分量が多く、スープ状で飲みやすいウェットフード。腎臓ケアにも役立つ成分が含まれています。

ライフステージ別、おやつの選び方

仔猫(1歳まで)

さまざまな味や食感に慣らしておくと、偏食を防ぐことが期待できます。
おやつの開始は生後6ヶ月以降にしましょう。

  • 無添加ピュア 日本産 猫用おやつ ねこすてぃっく
    柔らかいペースト状で、子猫でも食べやすいおやつ。栄養バランスが考えられており、成長期のサポートにも。
  • ペティオ (Petio) ねこちゃんの 3ヶ月からの歯みがきデンタルガム 
    着色料・発色剤・香料無添加。しっかり噛んでおやつ感覚のデンタルケア。

成猫(1~6歳ごろ)

さまざまなタイプのおやつをあげられるようになります。
カロリーに気を付けましょう。

  • 無添加ピュア 猫用おやつ ねこぴゅーれ
    添加物不使用。余計なものを使わずピュア素材だけをギュッと凝縮。ペロペロなめても、フードにかけても。
  • ウェルネスキトルズ
    カリカリ食感で食べ応えがあり、動物性たんぱく質源が主原料&穀物不使用1歳未満の猫のおやつにも最適。


シニア猫(7歳~)

持病の有無や、食べやすさなどにも考慮して選びましょう。
フードをあまり受け付けない場合は高カロリーのおやつ(総合栄養食)で補う方法もあります。

  • 銀のスプーン シニア猫用おやつ
    歯が弱くなりがちなシニア猫向けに、柔らかい食感で食べやすいおやつ。栄養補給にも役立ちます。
  • いなば CIAO ちゅ~る シニア猫用
    シニア猫の健康維持を考えた栄養設計。水分補給にも役立つペーストタイプ。

猫のおやつ選びは意外と難しいものです。
同じおやつでも、味によって食べたり食べなかったり、気に入っていたのに突然食べなくなったり…。猫の好みは変わりやすく、選ぶのが大変ですよね。

わがやでも、最初は「食いつきがいいもの」「パッケージが可愛いもの」といった理由で選んでいました。でも、猫の健康や寿命を考えると、ただ好きなものを選ぶだけでなく、栄養面にも気を配ることが大切だと気づきました。

そこで今回は、なるべく添加物が少なく、猫の健康を考えたおやつを選びました。猫にぴったりのおやつを見つける参考になれば嬉しいです。

おやつの与え方

猫の食事はフードとお水で十分。でも、おやつには特別な意味がありますよね。
「頑張ったね」「大好きだよ」という気持ちを込めてあげるおやつは、猫とのコミュニケーションを深める大切な時間になります。

ただ、おやつの与え方にはいくつかのポイントがあります。あげるタイミングや量を工夫することで、猫の健康を守りながら楽しむことができます。そこで、与え方のポイントを表にまとめました。

タイミングルール目的
食前は避けるのが理想満腹になると本来の食事を食べなくなる可能性あり栄養バランスを崩さず健康維持
食後・食間がおすすめおやつは適量を守って与える健康維持と楽しみの両立
ご褒美として活用爪切りや通院後などに与えると猫が前向きになりやすいストレス軽減&ポジティブな習慣づけ
人間の食べ物は控えるのが安全塩分・糖分が過剰で、猫の体には負担がかかる可能性あり健康リスクを避ける
頻度は1日2〜3回が目安総カロリーの1~2割以内にする体重管理&健康維持

食前は避けるのが理想

猫がおやつを先に食べると、満腹になり食事量が減ってしまうことがあります。そのため、食後や食間に少量を与えるのがベストです。

おやつをご褒美として活用する例

おやつは、猫にとってポジティブな経験をつくるための便利なアイテムです。例えば、爪切りやブラッシングなど、猫が苦手なケアをする際にうまく活用すると、ストレスを軽減しながらスムーズに行えます。

実践例


一人がおやつをあげて気を引きつける間に、もう一人が爪を切る。この方法なら、猫の注意がおやつに向くので、爪切りを嫌がる気持ちが軽減されます。

また、動物病院へ行った後やシャンプーをした後など、「頑張ったね!」という気持ちを込めておやつを与えることで、猫が嫌なことをされた後も安心できるようになります。こうした習慣を積み重ねることで、「苦手なこと=ご褒美がある」というポジティブな学習につながりやすくなります。

人間の食べ物は控えるのが安全

人間用の食品は塩分や糖分が多く、猫にとって負担が大きいものが含まれていることがあります。安全のため、猫専用おやつを選びましょう。

一例としては
玉ネギ・ニンニク
生卵・生肉
骨・チョコレート
カフェイン入り飲料・アルコール
生のパン生地・牛乳
乳製品・ブドウ
レーズン・ドッグフード

さいごに

おやつは、ただ楽しむためのものではなく、しつけやコミュニケーションの一環として活用することで、猫との関係をより深めることができます。

爪切りやブラッシングを頑張ったご褒美としてあげたり、食欲が落ちたときに補助的に使ったりと、工夫次第で猫の生活の質を向上させる役割を持っています。

また、健康のために添加物の少ないものを選び、適切なタイミングと量を守って与えることが大切です。特に療法食を与えている場合は、猫の体調に影響を与えないよう、獣医師に相談したうえでおやつを選びましょう。
おやつを賢く活用して、猫の健康と楽しい時間を両立させてくださいね

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