猫の健康に欠かせないキャットフード。でも高価なフードが本当に良いのか、お手頃価格でも十分なのか、迷ってしまいますよね。
今回は、それぞれのメリット・デメリットを詳しく解説し、猫にとって最適なフード選びをお手伝いします!
そもそも、猫になぜキャットフードが必要なの?
キャットフードが必要な理由は、
猫は完全肉食動物で、動物性タンパク質が健康維持に不可欠です。また、穀物を消化するのが苦手で、必須アミノ酸であるタウリンを自分で作れないため、栄養価の高い専用フードが必要になります。
高品質とお手頃/ どちらを選ぶべき?理由を徹底解説
高品質キャットフードを選ぶ価値はあるのか?
その答えは「YES」です。
価格が高いからといって必ずしも良い原材料を使用しているとは限りませんが、猫の長寿や健康のために良質なものを与えることは有効です。
キャットフードを購入することのメリットデメリット
猫のために手間をかけた手作りフードは、飼い主の愛情が詰まった特別なものです。
しかし、手作りフードを作るには時間や労力が必要で、忙しい日常の中では難しいこともあります。そこで、キャットフードを購入する選択肢が浮かびます。
ここでは、キャットフードを購入することのメリットとデメリットを詳しく解説します。猫にとって最適な食事を選ぶための参考にしてください。
メリット
- 総合栄養食と水だけで十分
- ウェットフードは水分摂取できる
- 長毛種の猫には毛玉ケアで体調管理する
- カロリーコントロールできる。肥満防止
- 嗜好性に富んだものは食いつきがよい
- 缶詰やレトルトパウチは長期保存ができる
デメリット
- 価格が高い
- せっかく買っても食べてくれない
- 食べ飽きてしまう
- 多頭飼いだと、年齢別に買わなくてはならない
- 種類が多く選ぶのに苦労する
- 買いに行くのが大変(重い)
高品質とお手頃/ キャットフードのメリットデメリット
自作のキャットフードについての理解が深まったところで、市販されている高品質・お手頃キャットフードそれぞれのメリットとデメリットを説明します。
高品質なキャットフードのメリット
高品質なキャットフードは値段が高いですが、その分、良質な栄養を提供してくれます。以下は主な利点です。
良質な肉や魚を原材料に使用している。
人工的な保存料・着色料などは使用していない。
グルテンフリーやグレインフリーが少ない。または使用していない
- 良質な肉や魚を原材料に使用している。
- 人工的な保存料・着色料などは使用していない。
- グルテンフリーやグレインフリーが少ない。または使用していない。
高品質キャットフードについてもっと詳しく見る
高品質な成分
高品質なキャットフードは、肉や魚などの高品質なタンパク質源を使用しており、猫の健康に必要な栄養素を豊富に含んでいる。
栄養バランス
必要なビタミンやミネラルがバランスよく配合されており、猫の成長や健康維持に役立つ。消化の良さプレミアムフードは消化吸収が良く、腸内環境を整える成分が含まれていることが多いため、便の質が改善されることがある。
アレルギー対策
特定のアレルゲンを避けるために、グレインフリーや特定の成分を使用した製品が多く、敏感な猫にも適している。
毛艶の改善
オメガ脂肪酸などが含まれているため、毛艶や皮膚の健康をサポートする。
長期的な健康維持
高品質な食事は、肥満や糖尿病、腎臓病などのリスクを低減し、猫の寿命を延ばす助けになる。
これらの理由から、高品質なキャットフードは、多くの飼い主に選ばれています。
お手頃なキャットフードのメリット
価格が安い。
スーパーなどで簡単に手に入る。
基本的な栄養素は摂れる。
お手頃なキャットフードについてもっと詳しく見る
コスト効率
お手頃なキャットフードは、特に多頭飼いの場合や長期的な給餌において、経済的な負担がかかりにくい。
入手のしやすさ
スーパーやディスカウントストアなど、さまざまな場所で手に入れやすいことが多い。
基本的な栄養素の提供
一部のお手頃なキャットフードでは、猫が必要とする基本的な栄養素(タンパク質、ビタミン、ミネラルなど)を含んでいる場合がある。
多様なフレーバー
さまざまなフレーバーや種類があり、猫の好みに合わせて選ぶことができる。
ただし、お手頃なキャットフードは、品質にばらつきがあり、添加物や低品質な原材料が含まれていることもあるため、選ぶ際には成分表示をよく確認することが重要です。
猫の健康を考えると、長期的には質の高いフードを選ぶことがおすすめです。
高品質なキャットフードのデメリット
価格が高い。
簡単に手に入らない、定期購入の商品が多い。
お試しサイズがの販売が少ない。
お手頃なフードのデメリット
家禽ミートなど不明な肉を使っている。
酸化防止剤・着色料や香料を使用している。
価格を抑えるために穀物でかさ増しをしている。
キャットフードの選び方
猫の健康のために、飼い主である私達がしっかりと原材料をチェックし、安全なキャットフードを選んであげても、食べてくれないこともありますし、そもそも猫の好みでない、ということも考えられます。
猫に合うものを選ぶというのが前提となり、そのうえで下記の選び方も考慮して購入するのがおすすめです。
年齢に合っているもの
病気に合っているもの
品質がよいもの
続けることができる金額であること
猫が食べてくれないときのヒント
フード選びの工夫で解決!
「せっかく買ったフードなのに、猫が食べてくれない…」そんな時は、少しの工夫で状況が改善するかもしれません!
たとえば、ふりかけを使って風味を加えるのも一つの方法です。
食いつきが悪い場合、原材料を魚から肉、またはその逆に変えるだけで、同じメーカーのフードでも興味を持ってくれることがあります。
猫が気に入ったフードを見つけることで、余計な出費も抑えられ、猫も大満足
ぜひ、試してみてくださいね!
キャットフードのおすすめ商品
紹介するキャットフード
- 黒缶 パウチ
- ピュリナワン
- ファインペッツ
- ニュートロ
お手頃価格キャットフード
ウェットフード
黒缶パウチ
DHA、EPA、鉄分、タウリン、ビタミンEを含むまぐろとかつおの赤身肉ベースの総合栄養食。
穀物が苦手な猫にも適したグレインフリー設計。
善玉菌を増やし腸内の健康をサポートするオリゴ糖を配合。ゼリータイプ。
ドライフード
ピュリナワン 美味を求める成猫用
合成着色料・香料 無添加
食事の選り好みにより摂取する栄養バランスが偏りがちな猫に。
小分けパックなのも便利です。
高品質なキャットフード
ウェットフード
ニュートロ デイリーディッシュ
グルメ仕立てのパテ&ざく切りタイプ
猫の1食分にちょうどいい小分けパックで毎日新鮮
ドライフード
ファインペッツ
原材料の85%にフランス産のアヒル肉とオランダ産のニシン肉を使用。
消化吸収87%なので体への負担が少なく、少量でもしっかりと栄養が摂れる。