じゅにあにおやつをあげ始めた頃、裏面の原材料を読んで「え、こんなに色々入ってるの」と少し驚いたことがありました。
保存料・着色料・増粘剤・香料…。全部が悪いわけじゃないと分かっていても、できればシンプルなものをあげたい、という気持ちはどうしても出てきます。
「無添加」と書いてあれば全部安全というわけでもないので、少しやっかいなところ。この記事では、「無添加」「添加物少なめ」の猫用おやつを選ぶ時の基準と、実際に安心して使いやすいおすすめ商品をまとめました。
- 猫のおやつに含まれる添加物が気になる
- 原材料の読み方がよく分からない
- できるだけシンプルな素材のおやつを探している
- アレルギーや食物過敏のある猫にも使えるものを探している
「無添加」の表示、どこまで信頼できる?

「無添加」という言葉には、法律上の厳密な定義がありません。
日本のペットフード安全法では、無添加の記載基準が設けられていないため、メーカーが独自の基準で「無添加」と表示することがあります。
- 「保存料無添加」 → 保存料だけが対象で、着色料・香料は使われている場合がある
- 「合成添加物不使用」 → 天然由来の添加物は使われている可能性がある
このように、表示だけでは判断しづらいこともあるため、「無添加」の文字よりも実際の原材料名を見るほうが確実です。
とはいえ、ラベルを読む習慣がつくと、選ぶのは思ったより難しくないので安心してください。
添加物の中で「特に気をつけたいもの」

すべての添加物を避ける必要はありませんが、猫のおやつで特に気になる添加物をまとめておきます。
| 成分の種類 | 表示名 | 説明 |
|---|---|---|
| 防腐剤・保存料 | ソルビン酸カリウム | 長期保存製品に使われることが多い |
| 安息香酸ナトリウム | 猫への影響を心配する研究もある | |
| 酸化防止剤 | BHA(ブチルヒドロキシアニソール) | 油脂の酸化を防ぐために使われる 過剰摂取への懸念がある |
| BHT(ジブチルヒドロキシトルエン) | ||
| 着色料 | 赤色〇号、青色〇号など | 見た目をよくするためのもので、猫には不要 |
| 増粘剤 | カラギーナン | 腸への影響を懸念する意見もあるが、少量なら問題ないとされる |
何かひとつでも入っていたらアウト、ではなく「なるべく少ないものを」という感覚で選ぶのが現実的です。
安心して選ぶための原材料チェック3ステップ

難しく考えなくても、この3つを見るだけで判断しやすくなります。
最初の2〜3種類を確認する
原材料名は多い順に並んでいます。「チキン」「まぐろ」「サーモン」など、具体的な食材が先頭に来ているかをチェック。
聞きなれない横文字が何種類あるか数える
3種類以下なら比較的シンプル。
5種類以上あると、添加物・増粘剤・香料などが多めの傾向があります。
「肉副産物」「家禽副産物」が主体になっていないか確認する
副産物自体が悪いわけではありませんが、具体的な食材名が分からない点は気になるポイントです。
無添加・シンプル素材の猫おやつおすすめ8選

① ホワイトフォックス 鶏むね肉のフリーズドライ(国産)
原材料 鶏肉のみ(山口県産 長州どり)
抗生物質・合成抗菌剤を一切飼料に添加せず育てた山口県産長州どりのむね肉を一口サイズのキューブ型にカットしてフリーズドライにしたもので、鶏皮と脂身を丁寧に取り除いています
- 価格目安:3,000円(165g前後)
- こんな猫に:添加物ゼロを徹底したい・アレルギーが気になる・シンプル食材派
② ママクック フリーズドライのささみ 猫用
原材料は鶏ささみのみ(国産)。 ダイレクトフリーズドライ(DFD)製法で、肉汁も栄養もそのまま。添加物一切なし。
- 価格目安:500〜700円(30g)
- こんな猫に:コスパ重視・国産シンプルおやつの定番を選びたい
③ アラスカンワイルド(天然)フリーズドライ タラ フィレ
北極圏で育った天然のタラを原材料に、新鮮な状態でフリーズドライ加工。100%天然のため保存料・添加物は一切入っていません。
水やぬるま湯を加えると、お刺身に近い状態まで復元できます。
- 価格目安:660円~(10g)/1,760円~(40g)
- こんな猫に:低脂質を徹底したい・胃腸が弱い・シニア猫・鶏肉アレルギーがある・水分補給も兼ねたい(お湯で戻す)
③ ホワイトフォックス 国産マグロのフリーズドライ(猫用)
原材料:マグロのみ
粗たんぱく質90.5%以上、粗脂肪1.9%以上と高たんぱく・超低脂質。内容量は14g。国産マグロを無添加でそのままフリーズドライにしており、DHA・EPAも含まれています。
- 価格目安:600円(14g)/5,000円(100g)
- こんな猫に:魚好きな猫・低脂質を重視したい
④ ママクック フリーズドライのムネ肉(猫用)
国産鶏ムネ肉の旨味と栄養をDFD製法でそのまま閉じ込めたもの。
保存料や着色料などの添加物は一切不使用。 原材料の調達から加工・包装まで全て日本国内で完結しています。
- 価格目安:550〜800円(30g)
- こんな猫に:高たんぱく・低脂質派・入手しやすいものを探している
⑥ ホワイトフォックス 北海道産真鱈のフリーズドライ(猫用)
原材料:真鱈(北海道産)のみ
アレルギー研究でヒスチジン(アレルゲンになりやすい成分)が他の魚より少ないとされる真鱈を使用。鶏肉アレルギーがある猫の代替たんぱく質にも使いやすいです。
- 価格目安:900円(12g)
- こんな猫に:魚アレルギーが心配・鶏肉を避けたい猫
⑦ ホワイトフォックス エゾ鹿肉のフリーズドライ(猫用)
原材料:鹿肉(北海道産)のみ
ジビエ系のため鶏・魚・牛が主なアレルゲンの猫にも使いやすく、珍しいたんぱく質源。
- 価格目安:1400円(30g)/3,500円(120g)
- こんな猫に:アレルギー持ち・特別なごほうびに
⑧ 手作り:ゆでささみ・蒸しまぐろ
市販品ではありませんが、最もシンプルな添加物ゼロの選択肢。
ゆでたささみをほぐしたもの・蒸したまぐろを少量、という手作りおやつは、原材料が100%分かります。
注意点
保存が短いこと(冷蔵で1〜2日)と、毎食の主食に使ってしまうと栄養バランスが崩れること。あくまで「ご褒美」として少量使いがベストです。
猫のおやつレシピはこちらの記事をご覧ください。

アレルギーが気になる猫に使う場合の注意
アレルギーがある・疑いがある猫のおやつ選びは、単に「無添加」かどうかよりも「何のたんぱく質を使っているか」が重要です。
チキンアレルギーの猫にチキン入り無添加おやつを与えても、症状が出てしまいます。アレルギーが疑われる場合は、獣医師と相談した上で除去食トライアルを行い、「何がアレルゲンか」を特定してから選ぶのが安心です。
「魚系アレルギー」「鶏肉アレルギー」など特定のアレルゲンが分かっている場合は、それが含まれない商品を選ぶのがポイントです。

まとめ
- 「無添加」の表示を鵜呑みにせず、原材料名を自分の目で確認する習慣が安心につながる
- 3〜4つ見比べると「シンプル」「多い」の感覚がつかめる
じゅにあへのおやつも、最近はフリーズドライ系を中心に、原材料3種類以内のものを選ぶようにしています。
「これが入っている」を知ってからあげると、なんとなく気持ちがスッキリするものです。猫のためにちゃんと選ぼうとしている、その気持ちだけで十分だと思っています。
猫のおやつQ&A
- 「保存料不使用」のおやつは、どうやって日持ちさせているの?
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フリーズドライのように水分を抜く製法・密閉包装・天然由来の酸化防止剤(トコフェロールなど)を使うことで保存性を持たせています。開封後は密閉して早めに使い切るのが安心です。
- 国産おやつは外国産より安全?
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一概にはいえません。日本のペットフード安全法のもとで生産されている点は安心材料ですが、ニュージーランドやオーストラリアなど、厳格な食品基準を持つ国の製品も信頼性は高いです。
「どこ産か」より「原材料が明確かどうか」で判断するほうが実用的です。
- 天然由来の添加物は安全?
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天然由来=安全、とは限りません。
たとえばカラギーナンは海藻由来ですが、腸への影響を懸念する声もあります。
「天然か合成か」よりも「量が少ないか」「食べ続けても問題ないか」で判断するのが現実的です。

