猫との暮らしは、幸せで楽しい時間でいっぱいです。
ただ実際には、費用のことや準備、どんな猫を迎えるべきかなど、迷うポイントがとても多いものです。住環境や費用、猫との相性を知ってから迎えることで、あとから困ることをしっかり防げます。
ここでは、猫を迎える前に知っておきたい準備や、迎え入れ当日のポイントをまとめて紹介します。初めてでも安心して猫と暮らし始められるよう、必要な手順を順番に解説していきますね。
猫を迎える前に考えておきたいこと

猫の年齢・性格・迎え方を知る
迎える猫によって、暮らし方や準備は大きく変わります。「どんな生活を送りたいか」をイメージして選ぶのがポイントです。
ここを押さえておくと後のミスマッチを防げます。
- 性格の個体差が大きい
活発に遊びたいなら子猫、落ち着いて一緒に過ごしたいなら成猫がおすすめです。 - 子猫と成猫では必要なケアが違う
子猫は食事回数が多く、成猫は健康管理の維持がメインになります。 - 迎え方によって事前準備が変わる
たとえば保護猫の場合はトライアルがあり、ペットショップでは契約内容の確認が重要になるなど、選び方によって注意点が変わります。
たとえば保護猫の場合はトライアルがあり、ペットショップでは契約内容の確認が重要になるなど、選び方によって注意点が変わります。
じゅにあぼくは、ブリーダーからこの家に迎えられました。
ブリーダーから購入しても契約書があるよ!
詳しくはこちら
- 【保存版】保護猫の迎え方完全ガイド|準備・トライアル・信頼関係を乗り越える
- ペットショップで猫を選ぶ前に知っておきたい10のこと|後悔しない選び方
- ブリーダーから猫を迎えるメリット・デメリット・注意点をリアルに解説
猫を飼うために必要な費用と準備 初期費用は思ったより多い
猫を迎えるときの初期費用は、一般的に5〜10万円ほどになります。事前に予算を立てておくと安心です。


| 項目 | 目安 | 補足 |
|---|---|---|
| グッズ | 2〜5万円 | キャリーやトイレなど、生活に必須なもの |
| 健康診断 | 1〜2万円 | 感染症や寄生虫の有無をチェックします |
| 去勢・避妊 | 2〜3万円 | 助成金が出る自治体もあります |
その後も、食費・猫砂など、毎月の生活費が必要です。



初めに総費用を考えると、負担に感じてしまいますので、「毎月の出費がこの位なら大丈夫」というところから予算をみるといいかも!
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最低限揃えておきたいグッズ
まずは最低限でOKです。必要に応じて買い足していく方が無駄になりません。
- キャリーバッグ お迎え時や病院へ行く際に必須。頑丈なものが安心です。
- トイレと猫砂 猫の好みが分かれる部分なので、まずは標準的なものを。
- ごはん・水 今まで食べていたものと同じものを用意すると、胃腸への負担が減ります。
- 爪とぎ 猫の本能を満たすアイテム、家具を守るためにも有効です。
- ベッド 猫の睡眠時間はとても長いです、心地よいものを。
- おもちゃ 運動不足解消&コミュニケーションにも。
最初から完璧にそろえる必要はありません。暮らしながら「うちの子に合うもの」を見つけていけば大丈夫です。



自分の好みや便利な機能から選んでも、猫が気に入ってくれないことが多いんです。じゅにあはベッドにはこだわりがあるようですw
お気に入りの場所の素材を確認したりして、徐々に揃えるのがおすすめです。
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事前に整えておきたい住環境
猫が安全に暮らすには、人間の視点では気づかない場所へのちょっとした工夫が必要です。


やっておくと安心な環境づくり
- コードを隠す 特に子猫は噛む癖があるため、感電防止のカバーが有効です。
- 危険な植物を置かない ユリ科など、猫にとって猛毒になる植物は意外と多いので注意が必要です。
- ベランダ・窓の脱走対策 網戸を自分で開けてしまう子もいます。脱走防止フェンスやロックを検討しましょう。
- 誤飲しやすい物を片付ける 輪ゴムや紐、小さな部品などは飲み込むと手術が必要になることもあります。



観葉植物の誤食や誤飲はとても多いので特に注意したいポイントです。
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迎え入れ当日のポイント


初日は「静かに見守る」が正解
猫は環境変化が苦手な動物です。可愛くてたくさん触りたくなる気持ちも分かりますが、初日は「猫のペース」を最優先して、まずは安心できる空間を整えてあげましょう。
- 無理に触らない 猫の方から近づいてくるまで、じっと待ちます。
- 大きな音を出さない 警戒心を解くため、テレビの音や話し声は控えめに。
- 部屋を分けてあげる 最初はケージや一つの部屋から始めると、猫がパニックになりにくいです。



猫のパトロール(においのチェックや、安全な場所の確認など)が終わるまでゆっくり待ってあげたいですね!
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信頼関係はゆっくりと育つ
猫には猫のペースがあります。焦らず距離を縮めていけば、少しずつ心を開いてくれます。
猫が新しい家に慣れるまでは、一般的に「3ヶ月」ほどかかると言われています。3ヶ月くらいで馴染むと思っておくと気持ちが楽です。
- 最初の1週間 隠れたまま出てこないこともありますが、見守りましょう。
- 1ヶ月 徐々に部屋の様子を探索し始め、家になじみ始めます。
- 3ヶ月 ようやく飼い主さんに心を開き、甘えてくれるようになります。
焦らず距離を縮めていけば、少しずつ信頼関係は育っていきます。



ぼくは、ブリーダーから子猫の時(3か月)で迎えられたので数日で慣れました。
保護猫や野良猫は時間がかかることが多いと思っておくと安心ですよ。
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まとめ
猫を迎えるには、準備や費用、選び方など、事前に知っておきたいことがたくさんあります。
でも、どれも一つずつ整えていくことで不安は必ず減っていきます。
大切なのは、
「猫と長く幸せに暮らすために、今できる準備を無理なく進めること」。
あなたの新しい猫との暮らしは、きっと想像以上にあたたかい時間になりますよ。
気になる項目からゆっくり読み進めて、安心して迎え入れの準備を整えてくださいね。







